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精神疾患の多くは、職場や家庭、学校など世の中に蔓延する憎悪と欲が原因!無理する必要ないけど、原因は突き止めなきゃ個人は幸せにならない!

何が原因で病んだのかも特定できずに、症状を抑えるために薬を飲んでいても治ることはないんだから、その間、みじめなだけだ。そう言ってしまうと反発を食らうだろう。だけどそれは、「自分が良くなる」という希望も方法も知らずに意地になっているだけかもしれない。

こんな話をしていると、ある女性を思い出した。「断薬」の依頼をしてきた母親が娘を連れてやってきた。家の様子を見に行った。
彼女は、四六時中ぶつぶつ言いながら両手をせわしなく動かし歩き回る。ほぼ会話にはならない。どんな生活を送っているのか?

原因その1.夫婦仲が悪い。男女が愛し合い仲良く互いを尊重しながらの生活の中で子供が生まれると、その生活の反映として暖かな家庭が築かれその中には精神を病む要素はない。夫婦仲が悪いというのは、非常に致命的な欠陥である。
原因その2.ショックな話は、夫婦仲が悪いと、子供を嫌悪するか、執着するか、いずれにせよ子供に過度の負担をかける。このパターンの場合は、思い通りにならない夫の代替として娘を制限束縛し続けている。あれ駄目これ駄目、娘の行動に眼を光らせすべて否定する。それを幼少期から行い、反抗すると病院に行き薬を処方してもらい、薬の力でおとなしくさせる。支配欲の塊だ。
原因その3.根本的解決を望んでいない。娘が先か、親が先かどちらが先に死んだとしても、遺恨や後悔を残すか、「狂気」のまま終わるという「現実」から逃げてはいけない。

簡単に原因をざっくり書いたが、社会復帰できなくても、この人生ゆっくりしたらいいというあきらめを植え付ける風潮は、当人にも周囲にも結局は制限と屈服を植え付けたまま終わることになる。私はそれを「人権侵害」と呼ぶ。
人権とは、「人間の生存にとって欠くことのできない権利および自由」とされる。私は、人間を壊れたもののようにし、そのように扱うことを許さない!

働く働かないとかどうでもいい話。人の役に立とうが立たなかろうがそんなの知ったこったちゃない。そんなんじゃない!自分の夢を見つけ、追いかけたり、自分の存在の尊さに気がついた時、めちゃくちゃ胸が鳴る。この感覚を味わってほしい。死んだように生きることから卒業しよう!

私は、そう思って解決に向けてカウンセリングしていることを誇りに思う。

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