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親が笑えば子も笑う

ありがとうございます。元中学校教師のちーたろう先生です。

私の記事では、子育てに奮闘するお母さんやお父さんに向けて、今日からすぐに使える教育法や、大人にも通じる学習方法などをお伝えしていきます。

今回は『親が笑えば子も笑う』というテーマでお話します。

あなたはよく笑いますか?

笑うと他の人も笑顔になると言われています。これは本当です。もし、あなたのお子さんを笑顔にさせたいなら、親が笑ったらいいんです。

子育てに限った話ではなく、あなたが笑顔になれば、あなたに関わる全ての人が笑顔になり、雰囲気が明るくなり、みんな元気でいられるのです。笑顔はだれにでもできる魔法なのです。


【人は他の人の行動をマネする】

人には『ミラーニューロン』があります。これは他者の動きをまねる神経細胞です。この細胞のはたらきで、私たちは『ミラーリング』をします。

こんな経験はありませんか?
●他者があくびをしたら自分もあくびをした。
●他者が腕を組んでいたら自分も組んでいた。
●食事の場で、自分も相手も同じポーズをしていた。

これらはミラーリングによるものです。この現象を笑顔に反映させると、自分が笑えば相手も笑うということなのです。

どれだけ仕事に疲れていようと、家に帰り子どもと接するときには笑顔でいてください。そうすれば、子どもは安心感を得られるだけでなく、子どももまた笑顔になるのです。


【大きな笑顔をするために】

笑顔をミラーリングするためには、相手に「笑ってる」と思ってもらわないといけません。実のところ、自分は笑っているつもりだけど、相手にはそれほど笑顔だとは思われていないことが多いです。

そのためには『大きな笑顔』を見せましょう。口角がをグッと上げ、歯をたくさん見せるようにし、目元をほころばせる。そうすれば、誰から見ても「笑ってる」と思われます。

「いやー、でもそんなに笑顔できないんだよな」という人はトレーニングをしましょう。表情筋を鍛えて、大きな笑顔を手に入れるのです。例えば、以下のようなトレーニングがあります。

割りばしトレーニング
割りばしを横にして「いーっ」と言うようにくわえます。このとき、割りばしと唇がふれないようにするともっといいです。口角を上げるトレーニングです。

顔面体操
口まわりを中心に、顔のパーツをぐるぐる動かしてみましょう。イメージはものまねのコロッケさんです。あそこまで激しくやる必要はありません。

PAO
セールストークで申し訳ありませんがMTGの『PAO』というフェイシャルトレーニング器具がおすすめです。両端に重りのついたびよんびよんしたものを口にくわえてブンブン振るだけで、表情筋が鍛えられます。


【余談ですが】

もともと私は笑顔ができなかったんですが、高校のときの部活動の仲間とプリクラを撮る機会が多く、そのたびに変顔を強要されていたので、自然と表情筋が鍛えられました。とは言っても、今でも毎朝のPAOと顔面体操は欠かさずやっています。運転中に変顔をしているので、対向車のドライバーには不思議がられそうですが。

教員時代、よく生徒からは「先生はよく笑いますよね」と言われていました。そう言われてとても嬉しかったですし、自分が意識していることがちゃんと子どもたちに伝わっているんだと実感できました。そして、子どもたちもよく笑うのです。もともと笑う子たちだったのかもしれませんが、私が笑っていることで、クラスの雰囲気がほころんだと思いたいところです。

言いすぎに聞こえるかもしれませんが、笑うだけで本当に人生が激変します。今すぐにでも実践できます。少しトレーニングをして、意識的に笑顔をつくる。もうやるかやらないかです。ぜひ、この記事を見終えたらすぐに鏡を見ましょう。そして、笑ってみてください。

みなさんがあたたかな笑いに包まれますように。

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