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読書会「ペアドク」に参加してみた!

先日10月5日に、少し風変わりな形式の読書会にオンラインにて参加した。
その名も「ペアドク」
その場で30分だけ時間を取り、皆で一斉に課題の本を読む読書会
そしてその後参加者はグループで別れ、各自が読んだ箇所で
気になった部分を対話し合う、そんなグループワーク

今回のペアドクのテーマは「人間関係と嘘」
課題図書は『ぼくらは嘘でつながっている』(著者:浅生鴨 ダイヤモンド社刊)

今は、嘘と誠が入り混じってる世の中。
「上手に嘘と付き合う方法」について先ずは主催の方からのこのワークのレクチャーを受ける。

その後実際に参加者はブレイクスルールームに別れてのワーク実施
※但し、オンライン視聴のみの参加も有り。
今回は私はこちらを選択し、実際のワークは無しで、サポーターと呼ばれていた前回までの参加メンバー同士が行うワーク(対話)を視聴する。

そして、ワークが終わった後は、著者の浅生鴨さん(元NHK職員・現作家)が登場して、質疑応答に答えてくれた。
※浅生鴨さんは、なんとTwitterアカウントNHK_PR1号の仲の方であった。
私もフォローしてて、1号さんの引退から2号さんへの交替をリアルで見ていた。現在は作家として、Twitterアカウントnoteも存在しているし、出版社ネコノスも主催してされている。

ワーク無しの参加者であったが、私も浅生鴨さんに質問をしてみた。

ちょっと困った?政治的な質問の「民主主義」について。
浅生さんは、至極まっとうな回答をしてくれた
(変な質問をしてしまったなと今は思う。政治の問題は自分自身の選択なのだから)

「嘘」と聞いて、つい昨今の私は数年前の大学入試改革の騒動からニュースを見るにつけ、懐疑的な見方をしていた。
所謂陰謀論にも落ちそうになった。(落ちてはいないけど(^^;)

でも陰謀論に落ちそうな(所謂反ワクとか)人の気持ちも分かる。
きっと真面目でいい意味でも悪い意味でも純粋なのだと思う。
※陰謀論だから悪い意味で騙されやすいかな?

それについて、改めて目を覚まさせてくれる浅生鴨さんの回答だった。

それはもしかして、文字だけでは相手の真意は実感できなかったかもしれない。オンラインでも生の人がそこに写っていたから、素直に受け止められた。

ああ、そうだよね って。

これって、普段のTwitterでのやり取りに似てる。
Twitterは基本文字だけでのやり取りだ(他のSNSも基本そうだ)
どうしても意図がそのまま伝わらない場合もある。

リアルでの付き合いってやはり相互理解には必要だ。
コロナ禍前から、誹謗中傷が横行している。
それは、文字だけでお互いの無理解からなのではないか。

私達は新聞などの文字媒体より、テレビを信じやすい。
新聞でも見出ししか最悪きちんと見てない。
以前「見出し学」という毎日新聞のセミナーを受講した。
その時に「見出し」はその見出しを見ただけで記事の方向が分かる、結論まで盛り込んで作成すると聞いた。

きっと人って(自分も含め)見たいものだけしか目に入ってこない生き物
それは防衛本能なのだろう。スルーすることにより、自分の心を守る本能。

でもきっと、本当の問題は何処なのかと考えた時、
自分が目をそむけたくなる現実にも向き合わなければならない。

今回の課題図書も、ペアドクの手法も、「向き合う」という事を学んだ気がする。

濃密なセミナーを終えて、つい「ペアドク」のFacebook読書コミュニティサークルに参加をポチしてしまった。
勿論後悔はしてないし、私はこのような読書会を待っていたのかもしれなかった。※以前も読書会に入りかけた。

「ペアドク」「読書会」
何れも素敵な活動だ。

読書っていいなぁと、しみじみ思った。
課題図書も最後まで読み切って、感想を自信を持ってシェア出来るようになりたいな。
※感想文は書くのが苦手なので(^^;

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