#プレイリストをさらし合おう I.夜一人で過ごしているときに聞きたい曲たち
皆さんこんにちは。
本日10月2日、バースデーボーイの嶋田でございます。
我が友人あきらとさん(勝手に呼んでる)が提唱した、 #プレイリストをさらし合おう 。
公に宣言していたわけではないのですが、ぜひ参加したいなぁと思いこの記事を書いています。
なお、生来洋オタなもので、全部洋楽(になる予定)です。
これを我々界隈では布教活動と呼んでいます。
江戸時代のザビエルさんとかと同じですね。
※なお、公式でフルコーラス、なおかつ無料でという観点からSpotifyのリンクで構成したいと思います。無料会員登録すれば誰でも聴けるので、この際ぜひ。
プレイリスト
(しまった。この間まで打線組んでた癖で9曲選んでしもた....。)
チョイスする際に重視したのは、歌詞の内容よりかは曲調など、より直感的に感じられる心地よさです。
違う言語で歌われている以上、その入口としてはそうした側面のほうが適当だと考えているからです。
(まぁ、蓋開けてみると結構な率で失恋ソングなんですけどね。)
各曲サクッと解説します。
1. Pamela/TOTO
僕が愛してやまないバンド、TOTO。
決して同名の便器メーカーを称えるわけではございません。
(とーとーではなく、"トト"と読ませます)
80年代前半におけるアメリカの音楽シーンは、ほぼ彼らの音楽によって彩られていたと言っても過言ではないほどの影響力をもったバンドです。
このバンド、結構女の子の名前を冠した曲を多く発表していて(他にはグラミー賞を獲ったRosannaとか、Goodbye Elenoreとか、Annaとか、Angelaとか。)この曲はそのシリーズのうちの一つ。
詞を要約すると、喧嘩して出ていったのであろうガールフレンド(つまり彼女の名前がパメラなんですね)に対して「まだ好きなんだよぉ~これ以上僕を傷つけないでおくれよぉ~君の方にも非があるだろぉ~」って言いつつも愛を伝える曲です。(雑)
2. Since You Been Gone/Rainbow
伝説のギタリスト、リッチー・ブラックモアの(事実上の)ワンマンバンド、Rainbow。
「ギターを手にした少年が真っ先に弾くリフ」「ロックソングの教科書」と言わしめるほど誰もが一度は聞いたことがあるフレーズを生み出した張本人。
この曲はもともと別のアーティストによって作られた曲で、すなわちこのバージョンはカバー曲ということになります。
詞を要約すると、自分の元を去った(またかよ)恋人に対し「おいおい、君が出ていってから正気を失いそうだ。昼間はまだいいんだけど、夜になると寂しいんだよぉ」などと明るい曲調で未練をとうとうと歌うものです。(雑)
3. Wonderful Tonight/Eric Clapton
出ました、御大クラプトン先生。
前の記事でも触れているので詳細は割愛します。
いったいどうすればこんなドスケベなリフが書けるのか、聞く度に感服してます。ホント。
この曲は、テンポが遅ければ遅いほどいい!と個人的には思います。
だから、チョイスしたのもネットリしたスローテンポなライブバージョン。
まぁその背景的には曲の雰囲気に反してかなり異質でして、彼の大親友の元嫁とその大親友の元バンドメンバーのパーティーに行く際、彼女が身支度を待つ間の光景を歌ったもの。
「この格好でいいかしら?」
「うん。今夜もサイコーだよ」
大人の色香....!!!
4.What's Going On/Marvin Gaye
多くのブラック・ミュージックを世に送り出したモータウンの象徴であり続けながらも、私生活では波乱万丈の人生を歩み、最後は悲劇的な死を迎えたマーヴィン・ゲイ。
共作ではあるものの、その繊細な心情を表した名曲です。
当時の社会情勢や、ベトナム戦争に出征していた弟からの手紙などから受けた感情を"What's Going On?"という言葉を繰り返すことでぶつけています。
最近リメイクされたこのミュージック・ビデオ。歌詞を踏まえて見るとその重みをより理解できると思います。
5. Part-Time Lover/Stevie Wonder
盲目の天才、スティーヴィー・ワンダー。
言わずもがな、天性の作曲センスとピアノのみならずベースやドラムも使いこなす根っからの"音楽人"。
詩の内容は(まぁタイトルからもだいたい推測は付きますが)、浮気する男女を歌ったものです。
Part-Time Loverって慣用句なのでしょうか?
時折欧米の独特の言い回しにニヤリとすることがあります。
6. Sailing/Rod Stewart
独特のハスキーボイスとストレートなロック・サウンドが特徴のロッド・スチュワート。
実は歌手になる前に(一瞬だけ)サッカー選手だったこともあるという異色の経歴の持ち主。
歌詞的には超シンプルだけど奥が深いもので、人生の終わりを抽象的に描いたものです。
7. Yellow Submarine/The Beatles
言わずとしれた伝説のバンド、ザ・ビートルズ。
この曲は数あるビートルズの曲の中で唯一ドラムスのリンゴ・スターがリードボーカルを取った曲です。
彼独特ののほほんとした歌い方が曲調にマッチしているのみならず、どこか中毒性をもたらしている気がします。
ジャケットの独特の絵は、このアルバムがもともと同名のアニメ映画のサウンドトラックとしての側面もあったから。
僕自身まだアニメ映画を見たことがないので、今度鑑賞しようと思ってます。
8. To Be With You/ MR.BIG
この記事などでも少し触れた、アメリカのスーパーバンド MR.BIGのバラードです。
有名な鉄道事故の写真を大胆に使用したジャケットが印象的ですが、彼らの代表的なバラード曲が2曲収められている名盤です。
歌詞を要約すると、「恋心を抱く女友達が失恋した話を聞かされて、自分の本心を見え隠れさせながら励ます」感じです。
9. Saturday In The Park/CHICAGO
1967年の結成以降、いまなお第一線で活躍し続けるバンド、CHICAGO。
大胆なホーンセクションを据えた曲が多く、「ブラス・ロック」のジャンルを確立させたパイオニアです。
長いキャリアの中で数多くの名曲を生み出しているのですが、今回はこれをピックアップしました。
その名の通り、土曜の昼下がりの公園を歌った曲です。
あるメンバーがニューヨークを訪れた際に、セントラル・パークで様々な人々が思い思いに過ごす光景を見てインスパイアを得たのだとか。
そうした背景もあって、ニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムでは、土曜のデイゲームではこの曲がかかるそうですよ。
いかがでしたでしょうか?
みなさんが音楽の新しい世界を知る一助となれば幸いです。
今日はこの辺で。
――実家にて――
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