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ぼくを「ママ」と呼ばないで

エピー──子猫を迎えてから、1ヶ月半が経つ。最初は互いにぎこちなかったけれど、今やすっかりエピーは家族として溶け込んでいる。もうこの子がいないあいだ、どんなふうに生活していたか忘れてしまった。

ぼくの溺愛っぷりはTwitterを見ているひとならご存知だろうが、浮かれポンチの結果エピー専用のInstagramアカウント(エピー (Eppie)(@eppie46) • Instagram)まで開設する始末である。それもお迎え前に。まあ、浮かれポンチだったってだけじゃなくて、猫飼い初心者として情報収集をしたいという目的もあったのだけれど。

ライター界隈が存在するように、猫飼い界隈というのもまた存在する。そのやりとりを覗いて、ぎくりとなった。

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1,555字
ぼくの地下室にも、あなたの地下室にも、理不尽に傷つけられて息も絶え絶えになった猫がいると思う。その猫たちを一緒に拾い上げ、慰撫する場所になったらいい。

地下室の猫を拾い、ほこりを払ってブラッシングして、頬ずりしたりお腹に顔を埋めて匂いを嗅いだりする文章たち。

読んでくださってありがとうございます。サポートはFIP闘病中の愛猫エピーの治療費に使わせていただきます。