ゴールデンカムイの聖地巡礼 函館へ
こんにちは。
ヤングジャンプで連載していた漫画、ゴールデンカムイの聖地巡礼に行ってきました。
ゴールデンカムイは2022年に完結しましたが、2024年には実写映画、アニメ5期も決定しているくらい人気漫画です。全31巻です。
今回はガッツリ聖地巡礼したので、備忘録としてブログに書こうと思います。2年前に新潟県の佐渡島へ行った内容を書きましたが、今回は北海道の函館に行きました。その後登別にも行きましたので、そちらの記事も書いています。
北海道内の移動手段はレンタカーです。
函館の聖地はほぼ1日でまわりました。
目次に時間も書いておきますね!
【19:30 函館山】
登場:29巻281話
1日目は移動で終わり、函館山展望台からの夜景を見て就寝しました。
函館山はゴールデンカムイにも出てきますが、真っ暗でどこが何などわかりませんでした。
入場料:ロープウェイ代
駐車場:あり
料金:有料
車で展望台まで行けるみたいですが、この日は夜22:00以降のみ可能とのことで、麓からロープウェイで行きました。
回天丸の隠されていた観音様も今はありません。五稜郭タワーに函館山の昔(ペリー時代)の写真があったのですが、これがモチーフだったのかもしれませんね。(29巻290話)
ここから2日目!
【09:00 函館朝市】
登場?:29巻281話
「イカの串焼きヒンナだぜ」
「エペッペッケ 枝のように分かれているという意味だ」
2日目、まずは函館朝市でイカ焼き!!(杉元たちが食べていたやつ)と思ったのですが、訪れた時期は旬ではないようでイカはほとんど出回ってませんでした。生きてるイカも食べれませんでした。イカ釣り体験もできませんでした。涙。代わりにえびがいました。
でも朝獲れのイカは食べれました。美味しい。
駐車場:あり
料金:有料(私はホテルから歩きました)
【10:00 青函連絡船記念館 摩周丸】
続いて函館朝市近くの摩周丸へ。徒歩5分くらいで行けます。
元々青森と函館を結んでいた青函連絡船ですね。青函トンネルができて昭和60年代に役目を終えて、今は中を自由に見れます。
入場料:大人500円
駐車場:あり
料金:おそらく無料(私は歩き)
登場:22巻213-214話
「やった!!樺太脱出だ!!奴らから逃げ切ったぞッ」
22巻217話
「船賃の代わりと言ってはなんですが…」
ここには杉元、アシリパ、白石、尾形が乗船した、樺太→稚内の樺太連絡船のモデルの模型が置いてありました。
比羅夫丸は明治41年に作られた最初の青函連絡です。ゴールデンカムイ作中とは運行してる場所が異なるので、やっぱり「モデル」になるわけですね。
思っていたよりも大きめです。
この船にたまたま乗っていたおばあちゃんはシーツを奪われるわけですね。このシーンはアニメ4期でカットされて少し残念でしたが、鯉登父、鶴見中尉とやりあうシーンは緊迫感があってとても良かったです。
ちっこいサイズの比羅夫丸も置いてありました。
一眼レフ持って行ってよかったぜ。綺麗に撮れました。
この施設はあらゆる場所がさわれて楽しい場所でしたね。モールス信号とか操縦舵などもさわれます。
【11:15 旧ロシア領事館】
登場:20巻197-199話
「音之進には直接「国んために死ね」ちゅて聞かす」
登場:29巻281話、288話
「ここに金塊があるんだな?キムシプ…」
続いて鯉登少尉が幼少期に誘拐された話でできた旧ロシア領事館です。後から金塊と権利書が仮置きされていた場所だとわかるところですね。
補習工事中でした。一時期取り壊される説が出ていましたが、その話は無くなったのかな?次函館に来る時は工事が終わってる時がいいですね。中にも入ってみたい。
旧ロシア領事館の工事は令和6年2月29日終了予定みたいですね。かなりガッツリや〜!
車で行きましたが、噂通りすごい坂。
駐車場はなかったので近くに路駐して写真だけ撮って後にしました。道路は広めだったのと、車通りが少ない場所でしたので、交通の妨げになる感じではありませんでした。それに旧ロシア領事館はほぼ坂のてっぺんですしね…近隣住民と工事関係者とゴールデンカムイオタクくらいしかいなかったです。
【12:00 湯川寺】
登場:29巻290話
「キムシプさん…頼みがある。箱館山へ連れて行ってくれ」
「回天丸の主砲だ」
続いて湯川寺へ。旧ロシア領事館から車で20分くらいかかったと思います。駐車場のすぐそばにありました。
入場料:なし
駐車場:あり
料金:無料
ここには函館山に置かれていた観音像に会えます。回天丸の主砲が隠されていた大きな観音像に会えると思っていたのですが、大きい像はいないみたいですね。
観音像は三十三体いましたので、どの像がゴールデンカムイの登場モデルなのかわからず(笑)
ポーズがそれっぽい子を撮影してきました。
この辺かなあ。
西国三十三観音は全てポーズが異なるのかと思っていましたが、意外とかぶってますね。厳密には違うのかな?
【12:30 五稜郭タワー】
続いて大本命聖地の五稜郭へ!
「そしてまた五稜郭から新しい夢が始まる」
登場:28巻280話〜30巻299話
五稜郭タワーに登ると手前に杉元御一行、鶴見中尉御一行が進入した一の橋、二の橋が見えます。
五稜郭タワーは高さ90mくらいなので、そんなに大きなお城ではないことがわかりますね。ゴールデンカムイでも直径550m、周囲は1.8キロと記載がありました。
しかし形は本当に独特。海外にも五稜郭はあるようで、そちらはもっと歪な感じでした。(箱館奉行所の中の展示で見れます)
入場料:大人1800円
駐車場:あり
料金:有料
五稜郭タワーに模型が置いてありました。
私が進んだルートをざっくり(笑)
一の橋→二の橋→兵糧庫→箱館奉行所→馬用井戸→裏門橋→東口
【13:00 五稜郭】
五稜郭タワーを降りて、五稜郭へ進入。
入場料:なし
駐車場:あり
料金:有料
※五稜郭自体はタダです。ちなみに中にある奉行所は500円かかります。
五稜郭タワー側にある、一の橋を超えると杉元たちが戦闘した場所に辿り着きます。
◆張り出し
登場:29巻282話
銃剣で兵士の頭上を突き刺す例のシーンですね。
いや!高いわ!
普通に高い。怖い。杉元平気なん?
※階段があるので一般客でも普通に入れる場所ですよ
◆二の橋
登場:29巻289話
「鯉登少尉が我々の旗手にふさわしいか信じてみようではないか」
登場:30巻297話
「かかってこいや薩摩芋侍がぁ!!」
一の橋の次は、二の橋。第七師団が交戦した場所ですね。橋の下を第七師団が渡ったり二階堂がアプアプしたりと何度も出てくる場所です。
橋を渡り中に入ると箱館奉行所や武器庫が見えてきます。
◆箱館奉行所
登場:29巻288話
「さっき奉行所に入っていったアイヌたちはあんたの仲間かね?」
さわやかニシパこと土方歳三の過去回想でちらっと出てきますね。写真撮り忘れててこんなのしかありませんでした。
◆馬用井戸跡
登場:29巻287話
「アシリパさん、とうとう俺たちで金塊を見つけちまったね」
素直に喜べない切なげなアシリパさんの顔、みんな覚えてる?
箱館奉行所の横に金塊が埋まっていた馬用の井戸の跡がありましたよ。花壇のよう。そして想像よりも小さい。ここに、杉元とアシリパと白石が同時に入ったのか?
ここ、なかなか見つからず夏の函館を15分くらいうろうろしました(笑)汗だくだよ。
漫画と現実では若干場所が違うんかな?有識者の方教えてください。
※ここが馬用井戸の跡というのは事実のようです。
近くだとこんな感じ。やっぱり小さい〜
◆兵糧庫
登場:29巻284話
「なんか出たぁ!!」
「土地の権利書だ」
箱館奉行所の隣に三つ建物が並んでいます。その一番右、五稜郭タワー側が兵糧庫とのこと。
中には入れませんでしたが、結構大きい建物みたいですね。これは掘り返すのに時間かかる…
※少し前までは内装を限定公開されていたみたいです!ざんねんっ
◆裏門橋
登場:30巻298-299話
「これでフチに恩を返せる」
建物がある広場を後にし先に向かうとまた橋が出てきます。裏門橋。
北口ですね、ここで谷垣が登場しお堀に落ちそうになったアシリパを助けます。
この近くで鶴見中尉vsソフィアの戦闘をしています。
◆東口の橋
東口の橋は現在かかっておらず、跡のみです。第七師団が制圧した時にチラッと出来ましたね。杉元たちの逃走ルートの候補に上がった橋です。
五稜郭はこんな感じ。
鶴見中尉、鯉登少尉、月島軍曹が暗い話をする建物(陸軍が建てた小山)がどれかよくわかりませんでしたね。なかったんかな?というか熱くてもう考える余裕もなかった!涙
帰宅後改めて29-30巻を読み返したら、五稜郭の戦いの解像度がグッとあがりました。これだけ登場人物がいるのに、それぞれの戦闘シーンと見せ場を作れる野田先生やっぱり天才なのでは?
夏太郎やトニアンジの活躍した東口方面ももっと見ておけばよかったなあ〜
【15:30 大沼公園 沼の家】
登場:29巻287話
「大沼公園駅名物の大沼団子です」
五稜郭の後は大沼まで団子を買いに行きました。五稜郭から車で40分くらいかな。
駐車場:あり(とても広い)
料金:無料
基本的に午前中に売り切れるとのことでしたが、この日は16時まで製造していたので、夕方でも買えました。電話したところトリオキもしてるみたい。どうしても欲しい方はぜひ。
賞味期限が1日なので北海道物産展でもまず買えない貴重な団子です!!
そしてとてもうまい。爪楊枝で食べるスタイルです。賞味期限が1日なのでだんだん固くなってしまうのが悲しい。時間勝負です。
パッケージも明治から変わっていないようで、ゴールデンカムイ登場時とほぼ同じでした。
これは捨てずに持ち帰ろう♩
作中ではしょうゆとあんこでしたが、せっかくなのでゴマも買いました。こちらもヒンナ!
【17:30 函館市北方資料館】
ベイエリアにある函館市北方民族資料館にも行きました。
入場料:300円
駐車場:なし
※大沼の後に一旦ホテルに戻ってそこから歩きました。
ここには「キロランケ」という名前のマキリがあります。
キロランケのマキリは野田先生が作家の貝塚さんに直接お願いして作ってもらったものなので、ここに展示されているマキリは、似たデザインという感じみたいですよ。
「見比べてみると面白いと思います」と館長のコメントにありました。
ほか、ウィルタやニブフ、樺太アイヌの展示も多数ありました。「あ!これゴールデンカムイで見たやつだ!」の連続です。進研ゼミ状態。楽しい。
などなど…
館長のおもしろコメントと一緒に楽しむべし
函館の聖地はこんな感じでした。
朝9:00ごろホテルを出て、夜19:00くらいまでまわりました。12時間あれば大体回れます。
いや、北方民族資料館は季節によって19:00まで営業しているので、今回はたまたま間に合った感じです。17:00閉館だったら無理。
今回は子連れだったので、大人だけだったらもっと早く回れるかもしれません。
【食事】
ちなみにごはんは…
朝:函館朝市
昼:五稜郭タワーで唐揚げとポテト(写真なし)
おやつ:大沼、沼の家のだんご
夜:ラッキーピエロとハセガワストア
夜ご飯買いすぎました。
どれも美味しかったけどね。
次の日登別にも行きました。金玉が入れ替わる!の温泉にも入りました。
別途記事を書いているので興味ある方はぜひ…
おわり
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