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【読書感想】『おつかれ、今日の私。』

『おつかれ、今日の私。』著:ジェ-ン・ス-

人生の先輩の言葉は、なんやかんやで刺さるものがある。
今年で34歳になる私。
相手の立場になって話すことができない私には、いや、厳密には相手のことが思いやれないのではなく、会話しながら相手立場になって話すことができない。
口にする前に、少し考えて話せばよいものの
いつも頭に浮かんだ言葉を口にしている。
しかも、口にしている瞬間は、それが最善のような気持ちで。
自己本位でしかない言葉なのに、受け取った相手が傷つけば取り繕い、大人な対応で受け流されれば、我に返る。
反省はするが、省みているだけ。
この本『おつかれ、今日の私。』は、痛々しい自分にも、寄り添ってもらえる。そんな本だと思いました。
励まされる、勇気づけられる、前向きになるとか、読んだ途端に、今抱えてる不安がたちまち無くなることなんて、そんな都合のいいことはないけど。
読んだ人の、漠然とした不安に、そっと寄り添って見守ってくれる本。
読んでいるのに見守られている気分になるのはどうしてだろう。
聖書を読んで感銘を受ける人はこんな気持ちなのかな。

この本『おつかれ、今日の私。』を読んで思ったことは、
今を全力で取り組めてない気がする自分は、40歳を超えたときに、成長を感じることができるのかな。
言い訳してもいいですか?
全力でやっているつもりは、取り組んでいるときには気づけないというか、省みたときに、気づくというか。
相手の気持ちに立てない私は、仕事の取組みの様も客観視できないのか。
過去の自分が、今の自分を構成してるなと最近よく感じている。
それを感じるエピソ-ドに入るのは、やっぱり辞めた。
気が落ち込みそう。
「でも、まあいいか」で、若い時から済ませることができるが
自分のいいところ。

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