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「文法と単語」というハードル

国語の授業は、中学校でも高校でも基本的に学ぶことは変わらない。読む、書く、聴く、話す、といったことを総合的に学んでいく。そのテーマや扱う素材は変わるが、基本的なことは変わらない。

しかし、その中でも大きく変わると感じるのが、古典である。中学校で学ぶ古典と高校の古典では、ずいぶん違うと感じる人も多いだろう。

その大きな理由が、文法と単語である。中学校でも口語文法(こうごぶんぽう、現代の日本語の文法)は勉強するし、古文単語もいくつかは勉強する。また、それらが高校入試で出題されることもある。

しかし、高校で学ぶ「文法と単語」は似て非なるものである(ように見える)。文語文法(ぶんごぶんぽう、古文の文法)は感覚的には捉えられない(ように感じる)し、古文単語も耳慣れないものが多い。

多くの高校生は、高校に入学してわりあいすぐにぶち当たる、この「文法と単語」に大きなハードルを感じ、「古文は苦手」、さらには「国語は苦手」につながる拒否感につながっていく。

しかし、果たしてそこまで「文法と単語」は大事なものなのだろうか


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