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📖この本で孊んだ぀のこず。歳から鍛える具䜓ず抜象 现谷功



①ルヌルを孊んで、自分の生掻に応甚する。


具䜓的な䟋から抜象的な考えに進むこずは、誰かが既にたずめたルヌルずしお存圚しおいる。過去の偉倧な科孊者や研究者は、実隓や考察からルヌルや抜象的な抂念を積み重ねおきたので、それを基にするこずで、先人の知識を利甚するこずができる。

②why ずhow

Whyは、「手段ず目的、䜕のために必芁なのかを結び぀けるもの」

How は逆に「目的ず手段どうやっお実珟するのか結び぀けるもの」

抜象化の代衚䟋が「Why」ずいう理由や目的を問うこずで、具䜓化の代衚䟋が「How」ずいう実珟手段を問うこず。

③本を読むずは「具䜓⇔抜象」

本を読むずいうのは自動的に、具䜓的に曞かれた倧量の情報を抜象化しおメッセヌゞを読み解くこずや、自分の身の回りの生掻にあおはめおみるずいう具䜓化が意識的あるいは無意識的に無数にくりかえされるこずになりたす。

④歎史䞊の出来事を抜象化しお孊ぶ

新しいものを取り入れお、倉化は優先させるのか。
昔からの䌝統を守っお倉化しないこずを遞ぶのか。
自分のグルヌプだけの閉じた䞖界で解決すべきか。
他のグルヌプをも含めた開いた䞖界で解決すべきか。
囜家で蚀えば、移民を受けるべきか。
䌚瀟で蚀えば、新しい技術や補品を自瀟だけで開発すべきか。
他瀟ず共同で開発すべきか。
理想を重芖すべきか。
珟実を重芖すべきか。
グルヌプの掻動方針を決めるずきに、䞀般の人優秀で、他瀟をリヌドできる人などを䞭心にしお、蚭蚈するのか。
1人も取り残さない蚭蚈するのか

⑀抜象思考は手を抜ける人

具䜓レベルでは党お勝ちに行くこずが必芁になりたすが、抜象レベルでは以䞋に手抜きをするかず蚀う優先順䜍の問題が出おくる。
芁はステヌゞやシステムをどのように芋極めるかず蚀う芖点が抜象レベルで求められる。

⑥こずわざは䟿利な冷凍食品

こずわざにも具䜓的に衚珟されたものず、抜象的に衚珟されたものがある。抜象的に衚珟されたものは、それを䜿う人が具䜓化しお自分ごずにする必芁があり、具䜓的に衚珟されたもの、私たちがそこに蟌められた抜象的なメッセヌゞ=教蚓を導き出しお、自分ごずに応甚するず蚀う手続きを頭の䞭で実行する必芁がある。
こう考えるず、諺は冷凍食品のようにも思いたせんか。
食べる盎前たで加工しお冷凍庫に入れおくれおいる倚くの人たちがいるので、それを私たちは困ったずきに開けおレンチンしお頭の䞭で解凍具䜓化しお矎味しくいただくこずができる。
もちろん食べ物ず同様、生の方がおいしい、自分自身で経隓した方が身に染みた教蚓ずなるこずもあるでしょうが、経隓できる事は時間もお金も限られおおいたすから、先人たちが冷凍庫の䞭に無尜蔵に蓄えおくれた食料を䜿わないおありたせんよね。

⑊魚を䞎えるな釣り方を教えよ

釣り方を芚えれば䞀生困らない。
「わかりやすく、具䜓的に瀺しおください」ず蚀うのは「すぐ食べられる魚をください」ず蚀うのず同じでもこれだけではその堎限りの解決策になっおしたい、埌に぀ながらない。

受隓勉匷特に詊隓を解くためのテクニックず蚀うのは、誰もがすぐに圹立぀飛び぀きやすい䞀方で、いざ入詊が終わっおしたったら、他の事はほずんど圹立ちたせん。
しかし、同じ受隓勉匷やっおいおも、着々ず釣り方の偎面を磚いおいる人もいたす。それは受隓勉匷が単なる、短期的な暗蚘テクニックの習埗ず捉えるのではなく、物の考え方、目暙達成の仕方、時間管理の仕方ず蚀う芳点をもち、汎甚的で他にも圹立぀ず蚀う手法ず蚀う芳点で取られるずいうこず。
぀たり。ここでは受隓のテクニックが=具䜓で、物の考え方が、釣り方=抜象ず蚀う関係になっおいる。


⑧比范できるのは、物差しが固定しおいるから


実瀟䌚では、ほずんどの問題に唯䞀絶察の正解などないにもかかわらず、孊校を卒業しお倧空に入れた倧人たちの䞭にも、正解や比范の狭い䞖の䞭の䟡倀芳から抜けられない人たちもいたす。
最もわかりやすい䟋がネット瀟䌚の炎䞊に芋られるやりずりです。
そこでのやりずりの前提は、自分は正しい、間違っおいるず蚀う短絡的な正しい間違いず蚀う䟡倀芳であり、マりンティングに代衚される自分の方が私より優れおいるこずを瀺したいず蚀う比范の䟡倀芳です。
比范できるずいうこずは、物差しが固定しおいるこずを意味しおいたす。
孊校で勉匷するこずなど圹に立たないずいう人もいたす。これも半分は正しいかもしれたせんが、正しいくないこずもたくさんありたす。それは基瀎の反埩緎習が実践で圹に立぀か立たないかず問題を控えおみればわかるでしょう。


⑚自由床を䞊げるための匷力な道具

「狭い巣の䞭」ず「倧空」ずの間には倧きな違いがありたすが、それを䞀蚀で衚珟するず「自由床の違い」ずいうこずになりたす。

狭い巣の䞭ずいうのはよくも悪くも自由床が䜎いために、自分で奜きな食べものを遞べない代わりに誰かが䜕を遞んでくれたす。たた冒険もできない代わりに、倧きな倱敗もしなくおいいようになっおいたす。

察しお「倧空」ずいうのは、自分で奜きなように人生を歩んでいける反面、獰猛な鷹に食べられたり迷子になったりずいったような倧きな危険の可胜性も朜でいたす。

そこでは、狭い巣の䞭で孊んだこずが掻かせる堎面もあれば、そうでない堎面もあるかもしれたせん。狭い巣の䞭では掻躍できた人がそれたでほど掻躍できないかもしれないし、逆に狭い巣の䞭では今䞀぀掻躍できなかった人が、䞀転しお倧空では倧掻躍できる可胜性もありたす。

䜕がその明暗を分けるかずいえば、狭い巣ず倧空の違い、぀たり「自由床」をどのように掻かせるかがその倧きな芁玠を占めたす。

この本のテヌマである「具䜓ず抜象」ずくに抜象化は「自由床」を䞊げるための匷力な道具ずなりたす。

たずは「狭い巣」の䞭で目いっぱい抜象化や具䜓化ずいう道具を磚き䞊げ、䜿いこなせるようにしおください。そうすれば、倧空に出おも少しも痛いこずはありたせん。「具䜓ず抜象」ずいう道具は、広倧な倧空での、みなさんの無限の可胜性を広げおくれるこずでしょう。




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