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ゲームの感想

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新旧問わず、プレイしたゲームの感想について 購入したのにまだプレイ出来ていないゲームもたくさんあって、どこから手をつけたものか。
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2023年5月の記事一覧

ティル・ナ・ノーグⅡ カオスの警鐘(感想)_前作からのキャラクター引き継ぎが嬉しいRPG

ティル・ナ・ノーグⅡ カオスの警鐘(感想)_前作からのキャラクター引き継ぎが嬉しいRPG

『ティル・ナ・ノーグⅡ カオスの警鐘』は1988年にシステムソフトからPC-9801用に発売されたRPGで『ダーナの末裔』の続編。前作を所持しておらずともプレイは可能でそもそも物語の連続性は薄いが、前作のクリアデータからキャラクターを持ち越せるのが最も良いところだと思う。
以下、感想などを。

主人公キャラの3人組み込みが可シナリオをランダムに生成させるか、10桁のコードを入力することでゲームをプ

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ティル・ナ・ノーグ ダーナの末裔(感想)_そこそこ中毒性のあるRPG

ティル・ナ・ノーグ ダーナの末裔(感想)_そこそこ中毒性のあるRPG

『ティル・ナ・ノーグ ダーナの末裔』は1988年にシステムソフトからPC-9801用に発売されたRPG。後にWindows用に復刻されておりそちらもプレイした記憶もあるが、やはりオリジナル版の方が思い入れが深くてやり込んだ思い出がある。
以下、感想などを。

自動生成されるシナリオ本作のシナリオはジェネレータで自動生成(または自分で入力)される10桁のコードによって無数のシナリオが生成されるため、

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水月(感想)_主体性の無いのをいいことに、つけ込まれる主人公

水月(感想)_主体性の無いのをいいことに、つけ込まれる主人公

『水月』はエフアンドシーから2002年発売の美少女ゲームで、シナリオはトノイケダイスケ、原画は☆画野朗。
記憶喪失になった主人公が、自己のアイデンティティに悩む物語となっていてシナリオがなかなか興味深い。2023年3月には音声追加とUI刷新され、再発売しているがそちらは未プレイ。
以下はネタバレ含む感想などを。

夢と現実の境界が曖昧に『水月』は海と山に囲まれた那波町で、事故によって記憶喪失になっ

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