【雨】を表す美しい日本語 ~書道家の7選~

あなたに降り注ぐ雨は、どんな雨ですか？
雨には、時雨、にわか雨、梅雨など色々な表現がされていますが……

実は、雨は400語以上の日本語の美しさで表現されます。それら言葉1つひとつは人々の心が創り、受け継がれた美。またそれだけ、雨が人々の感性を揺さぶり豊かにする存在なのかもしれませんね。

今回は400語以上ある中で、書道家の私が選ぶ7つを書作品に添えてご紹介します。

季節や情景をつれて

①紅雨(こうう) 春の花が咲く時期に降る雨。赤い花に降り注ぎ、花が散る雨。

② 月時雨(つきしぐれ) 月明かりの中、晩秋から冬に通り過ぎていく雨。

悲しみの形

③涙雨(なみだあめ) 涙のようにほんの少しだけ降る雨。

④酒涙雨(さいるいう) 七夕に降る雨。会えない悲しみに織姫と彦星が流す涙。

⑤天泣(てんきゅう) 空に雲がないのに降る細かい雨。天気雨の別称。

天の恵み

⑥喜雨(きう) 日照りの続いた後に降る雨。

⑦甘雨(かんう) しとしとと降って、草木を潤し育てる雨。

雨の日を憂鬱に思うのか、恵みだと思うのか、悲哀をともに流す存在だと思うのか、
どう感じるのかは
すべてあなたの心次第、
あなたの心の有り様や感性を映す鏡なのです。

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私はこんな人👇🏻

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