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己と向き合う、ひとり言

こんにちは、智心です。
今日は5月30日双子座新月、そしてゴミゼロの日です。
5月とは思えない暑さにすっかり夏バテ。日中の外出を諦めて、
夕方からゴミ拾いに繰り出します。

5月18日〜22日まで初めての開催となった個展。写真展「猫愛」には、たくさんの方々が見に来てくださいました。本当にありがとうございました!
4月で仕事を辞めてから、必死で脇目も振らず準備をしてきた甲斐がありました。
なんだか全てをつぎ込んだ感があり、すっかり空っぽになってしまった私の心に、来てくれた方々の優しいお言葉が沁み入りました。

わたしが保護猫たちから受け取った愛をみなさんにも受け取ってもらえたら良いなというのが一番の思いでした。猫だからとか犬だからとか、そういうのではなくて、大切にされた命が放つパワーみたいなもの。
そして、わたし自身のパワーも写真に込めたつもりです。
写真も作るものもなんでもそうですが、関わる人の想いが憑依するというか、染み付くものだと思っています。
写真は特に関わるものが多い。写るもの、場所、撮る人、現像する人、プリントする人、額装する人、そしてそれを観る人。
それぞれの想いが染み付くはずで、そのあたりはすごく意識して拘っています。
「あなたはこうして使命を全うされているんですね。素晴らしいです。」と初めましての方に声をかけてもらえる出来事がありました。
写真だけではなくて物作りも並行してやっている、手当たり次第感をなんだか肯定してもらえた気がして、ありがたく、このスタンスでいいんだなと自信をもらえました。

そうして迎えた本日はわたしの生誕祭です。
母と父に感謝を述べる日。己と向き合う日。

毎年自分のこれまでを振り返りながら、これからどうしていこうかと考えるのですが、この数年は目まぐるしく変化している自分をまずは褒め称えます。20代、10代と遡ると自分のことを肯定することが本当に少なかった。
それが今では信じられないくらい、飾らない自分を好きになっている。
どうやって生きていこうというのも段々と見えてきたように感じます。
そして写真は自分が自分を表現するのには一番適したツールの一つだとヒシヒシと感じ始めているので、おそらく仕事になってもならなくても一生通して続けていくんだと思います。

とにかく自然体で、自然に争うことなく生きていきたいというのが正直なところ。自分がやりたいと思うことはとにかくやってみる。
やれないと思ったら潔くやらない自分も許す。

そして今後の課題だなぁと思っているのが、なんでも「大丈夫です」という癖を辞めること。これはかなり意識しないと治せない悪い癖。
大抵のことは自分でできてしまうから「大丈夫です」というのだけど、無理してやれることは決して大丈夫ではないという認識をちゃんと持たないと、他人にも無理な要求をしてしまう可能性を潜んでいるなと感じるのです。
例えば明らかに自分では抱えられない荷物を抱えていても、「持ちましょうか?」の声に「いいです、大丈夫です」と言ってしまうわたし。
あと数年でおさらばできるのだろうか(笑)
いや、してみせる!双子座新月に誓います。


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