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私の理想の人

闘病日記400日目を記念しての記事で何を書かうか考えていたのだけれど、今回は恋愛ネタを書こう!と決めて、執筆をしております。でも語れるくらいの恋愛経験はないので、主に理想のパートナーについてここでつらつらと語っていきたいと思います。

私の初恋は、小学校5年生の時でした。
それまで、男子とはうるさくてワガママでいつも馬鹿なことして先生に怒られてるし、怒られたらすぐに泣くし、頼りなくてホントしょうがないよね…とほとほと呆れていましたし、馬鹿にしていました。小学校5年生になり、クラス替えがあり、初めて目にする男の子たちの中で、ひときわ煌めいている男の子がいました。

その子は恐ろしくピアノが上手くて、3歳くらいからピアノを習い始め、音楽の時間にピアノでショパンの英雄ポロネーズを演奏してくれました。窓から映る春の景色は桜がひらひらと舞っていて、美しいその音色に一気に心を鷲掴みにされました。たくさんの拍手に包まれて、その男の子は演奏を終えました。生まれて初めて男の子って凄いと思った瞬間でした。

その子は、頭も大変よろしく、利口で授業中活発に意見を述べていました。かと思えば、友達とふざけたり、スポーツを楽しんだり、あふれる音楽の才能を持ち合わせながらも、現実生活に根を張りちゃんと楽しんでいました。修学旅行に同じ班になったり、隣の席になれてちょっとだけ話せたのは私の幸せな思い出です。

卒業文集には、その子は将来の夢について語っていました。将来はピアニストか科学者になりたい。だからピアノも勉強も頑張りたいということ。目標が明確で、ひたむきに努力ができる彼を尊敬していましたし、好きになれて良かったと思っていました。

中学生も彼と同じ中学に通えましたが、同じクラスになる機会が一度もなく3年間が終わってしまいました。小学5年生から中学3年生まで私の一方的な片思いでした。周りに好きな人を言うわけでもなく、自分の気持ちをひたすら隠し終わった片思い。5年も好きでした。高校は別々のところに進学し、二度と会うことはありませんでした。

それ以降、私の好きなタイプは音楽ができる芸術家タイプ。吹奏楽団に入っている人やヴァイオリン弾いている人など、必ず趣味で音楽やってるか聞いてた。初恋の影響を大人になっても引きずっているなんて…と自分でも引くくらい。こんな想いをするなら、ちゃんと告白してばっさり振られた方が良かったのかもしれない。

好きなタイプがずうっと音楽をやってる人で、安定した職業についてる人!!と何となく理想ができていた。先輩に自分の理想像を詳しく書いてリストアップすると良いよといわれたので、細かく書いたら120項目もあった。この項目に合う私の王子様はどこにいるんだろう?わくわくした気持ちで王子様に出会えるように祈る。私は夢の中で生活していた。

そんな夢がぶち壊される日が来た。4年前、精神疾患にかかり、大きなメンタルブレイクを経験した。毎日死にたいと願い、廃人のような生活を送っていた。生きる気力がなく、友達にも会えない。加えてコロナ。もう何もかもがめちゃくちゃだった。人生終わったなと思いました。本当に苦しい時って人にも何も言えなくて、仲の良い友達に自分の状況を説明するのに約一年間はかかった。

徐々に生きる希望を見つけ、少しずつ体力と気力を戻す中、私はテレビで箱根駅伝や野球、サッカーなど、以前の私なら考えられないようにスポーツ観戦にのめり込んでいった。箱根駅伝に映る男子大学生がみんなかっこよく見えた。今までスポーツやってる人になんか一切興味なかったのに不思議と心が惹かれた。また野球選手で筋肉ムキムキの選手とかがめちゃくちゃかっこよく思える。そう、健康という財産を失った私は、健康そうな人に物凄く惹かれるようになったのだ。

テニプリの幸村精市が理想の女の子に健康な人と書いていたの気もちが今なら痛いほどわかる。私も健康で元気な人と幸せな家庭築きたい。健康になりたい。

理想の男性120項目は全てどうでもよくなり、私の望みは健康で元気な人とパートナー関係を築きたいという願いに変わった。健康じゃなければ何もできないのだ。ホント、健康って超重要な財産です。何よりも大事。

今私がやってることは、いつの日にか健康で元気な男性に出会い、そして素敵なパートナーシップが築けるように、まずは自分が健康になること!ウォーキングにランニング、運動に食生活、睡眠を整えることを大切にしている。そうじゃないときっと私をパートナーに選んでもらえないから。だから誰よりも健康になろうとトレーニング。

きっと願い続ければ出会えると思うし、まずは信じることから全てが始まると思っています。幸せな恋愛ができるように、健康になるぞ!えいえいおー!


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