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コロナ禍の転職活動(ハローワーク編)

昨日のこのニュース。私は実態を知りませんでした。
テレビでインタビューを受けていた人は通帳残高がゼロ。住居確保給付金手続きは複雑で面倒。申請者の方は今日生きることもままならない。ある別の申請者は窓口担当者に罵声を浴びせ、担当職員がメンタルを病んでしまう…まさしく負のスパイラル。
コロナ禍で生活困窮者が仕事を探すには、ハローワークでパソコン借りて、履歴書を書いて郵送し、面接から採用まで進むことができるんだろうか…非常に難易度が高いと思う。
5Gだとか、IoTだとか、AIだとか世の中はどんどん進化しているように見えるが、一方でそんな技術革新とは無縁の人たちが多く存在する。

どんな人も「自分のキャリアを考え、自分がどうありたいのか。」を問い続けることができればなぁ。と思ったニュースでした。

ハローワーク経由でエントリーした2社の結果報告

先月末ハローワークから紹介状を発行して頂き、エントリーした状況をお知らせします。企業は多種多様。考え方や採用方法も全く異なります。
転職エージェントを利用したら得られない経験がそこにはありました。

①医療法人の新規事業開発業務

面接前に漢字テストと作文がありますと、制服を着た受付の方からテスト用紙と原稿用紙を渡されました。漢字テストの内容は、ビジネスで使用するものからの出題ではなく、法人トップが中国の歴史が好きなのでそこからの出題とのこと。原稿用紙1枚には、「興味のあること。」についての作文を。

面接では、経営戦略やどんなビジョンで新規事業を進めていくのかを知りたかったのですが答えはなく、儲かればよいとのこと。また過去に学歴詐称の人がいたということで、卒業証書や資格証書を全て手持ちしました。次回トップとの面接を。と言われお断りしようと思っていたところ、不採用通知が郵送で届きました。

②官庁関連と取引のあるIT企業

面接官は初めから企業代表と。面接は私に対する質問は殆どなく、どんな事業を行っているのか説明を受けました。官庁への入札で仕事を取っていく為、急激な成長見込みはないとのこと。面接は時間切れとなり、その場では来週もう一度面接しましょう。という事になりましたが、候補日を伝えてもそれっきり返事なし。ビジネスルールってあると思うんだけど。

ハローワークを利用して思う事

ハローワークの求人掲載は3ヶ月間無料ということで、そのメリットを応募者側も享受できるかも。と思って試してみました。(掲載費用は出せない小さい企業でマッチング可能な企業があるかもしれないと。)
でも、数週間掲載で何十万もかかる転職エージェントとは、スピード感も質も雲泥の違いでした。

転職活動で気を付ける事

私は、就職活動は、雇用される側と雇用する側の「お見合い」だと思っています。決して「恋愛」ではありません
振り返ると、昨秋の転職は50代女子の私が転職活動に疲弊している時、すぐに「内定です!是非来てください!」というラブコールに反応してしまった私がいます。経営状況や事業の動向までもう少し調べておけば、コロナリストラにはならなかったのかな。と思います。
早く結婚したい(=就職したい!)という事で焦っては駄目だという事を肝に銘じながら、転職活動を続けていきます。







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