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寂しいに打ち勝て!海外在住人のPOOLO参加術

現在POOLO LIFE7期受講中のめぐさん。
受講して4カ月、カンボジアで教員を始めて約1か月ほどが経過。海外在住だからこそ同期の存在が日々の活動の励みとなる反面、その大変さもあると言う。

日本から離れた所で感じるPOOLO LIFEの存在や、活動中の大変さとは。めぐさんのリアルな声を伺いました。

POOLO LIFE
株式会社TABIPPOが運営する「旅とライフデザイン」をテーマとし、多様な仲間と共に旅と人生を繋げて考え、心から納得できる自己ビジョンとライフデザインの指針を発見する8ヶ月間のコース。

ライフデザインコース|POOLO LIFE

一念発起、夢見た海外生活

ーーカンボジアで教員をしようと思った理由は?

大学時代に1年間休学をし、その半年間をカンボジアの教育支援に費やしました。そこでは教育にアクセスできない子たちの支援を行い、現地の方と深い繋がりをつくることができました。

学校の授業で子どもたちと触れ合う

だからこそ「教員になって力をつけ、再びカンボジアを支える仕事をする」と強く思っていた矢先に始まったコロナ禍。そこから4年ほど経ち、29歳を迎えた私は「30歳になる前に叶えるか」と奮起。ただ一人で人生に立ち向かうよりも、同じように夢に向かって頑張っている人と繋がりたい。お互いに刺激し合える環境で成長していきたい。

それらを叶える仲間が欲しいと思っていたところ、POOLO LIFEの存在を知りました。

POOLO LIFEは自分の考えの壁打ち相手

ーー仲間が欲しいという考えから、POOLO LIFEに入った決め手は?

決めた理由は2点あります。
1点目は以前参加していた自己理解ゼミで出会った「がっくん」の存在です。彼はPOOLOの運営に携わっており、POOLOを活用することで海外生活においてより自己理解が深められるのではないか、と私にアドバイスをくれました。

がっくん|右端

またPOOLO出身者が口を揃えて「POOLOのおかげで、今の自分の人生がある」と語る姿が印象的で、「ここに入れば今後の人生で深く付き合っていける仲間ができ、人生で第2の青春が送れそう」と、夢を抱いたのです。

2点目は、POOLOが海外でこれから働く自分の壁打ちのような存在になるのではないかと思ったこと。自分の考えのアウトプットの場所として、かつ参加者の価値観もインプットできる場所として、心の支えになるのではと考え入りました。

ーー「独りじゃない」と支えてくれる存在は大切ですね。LIFEの活動中に影響を受けたことは?

影響を受けたのは、自分のモヤモヤしていた感情の原因が明確化された講義です。
カンボジアに来る前は、絶対ここが良いと自信をもっていたものの、過ごしていくうちに「何か違う」と思い始めました。ただその何かが分からない。そのときにちょうど受講した講義で、講師が次の言葉を仰いました。

「海外旅行を通して人は大きく成長する。自分のコンフォートゾーンをはみ出し、何か新しいことにチャレンジし、上手くいかないからこそ、自分がもがいていくときに成長するもの」。

それを聞いて、はっとしたのです。
カンボジアに住むことも、カンボジア人と働くことも全て経験があるから刺激がない。すなわち、今の生活はコンフォートゾーンからはみ出ていないことに気がつきました。

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「だからモヤモヤしてたのか」
頭の中がクリアとなり、一歩進めるようになりました。

海外からの参加は寂しさに打ち勝て

ーーPOOLO LIFEに入り、海外から参加する大変さとは?

カンボジアと日本の時差は2時間なので、正直大変ではありません。むしろ寂しいと思う瞬間はあります。
とくに今進めている第3タームを過ぎた頃から、オフラインの動きが活発になっています。私は物理的にみんなと同じ空間にいることができない。直接対面だからこそ話せることは必ずあるので、そこの寂しさは正直拭えません。

それでもメンバーの優しさに助けられ、iPadの画面上で参加できました。話を振ってくれたり、みんなの表情が見えるようにとiPadを配置してくれたり。おかげで「入れている」という気持ちがあります。そのため全てが寂しいわけではありません。

ーーオンラインでは心理的に置いていかれるような感覚はありそうですが、それが感じないのは素敵です。

そうですね。割合で言えば寂しい気持ちは常に10 %あります。ゼロになることは多分ないでしょう。しかし、なるべくゼロに近づくように、私も日本にいるメンバーもお互い配慮して積極的に動く。全員でやろう、コミュニケーションを取ろうという意識が根底にあるため、絆の強さを感じます

それは人生を豊かにするLIFEのテーマに繋がっています。ありがたいと感じることが多いですね。

ーー具体的にどういうときに、ありがたいと感じますか?

自分の考えの壁打ちになってくれるときです。海外では日本にいるとき以上に、自身と向き合う時間が増えます。そのときに仲間に悩みを打ち明けたり、行動を見て刺激をもらったり。

オンラインチームミーティングで意見の壁打ち

しかもさまざまな経験を積んだ人たちが多いため、アドバイスやコメントの質が高い。だからこそ内省がより深まる。すると「自分は1人じゃない!」と前を向かせてくれる。持っていた孤独感が消え、自分が安心でき、かつ自分を認めてくれる場所。それがPOOLOです。

自分と同じ熱量を持った人たちに会えることは稀れ。偶然か必然か、私と同様にもがきながら挑戦している人が、ここには大勢いる。挑戦することを家族以外に認めてもらえることは、想像以上に心の支えとなります。

自分に手加減しない人生を創造する

ーー残り4カ月。どのようにコミュニティにより深く取り組んでいきたいですか?

大きく2点あります。まずは私がオンラインを誰よりも盛り上げていくこと。

具体的に、POOLO卒業生を呼び懇談会やワークショップで「自分の軸を見つけよう」企画を開催。そのほか(株)TABBIPO経営のみっちーさんの話から「人生を豊かにするとは?」を考える企画など。そうすることで私自身がPOOLOに貢献でき、同期を引っ張っていくことができますよね。

めぐさん発信のオンライン企画の案内

2点目はPOOLO LIFEの命題である「人生の豊かさをを知る」ために、旅に出ること。その理由は、海外に出ることで新しい気づきやインプットが増え、自分をアップデートできるから。言わば私の人生はずっと変わり続けることを意味します。

受講が終わるときには「今の段階の私のベストの豊かさはこれです」と言語化し、仲間とシェアすることでPOOLO LIFEを終えたいですね。

ーー現時点でめぐさんが考える人生の豊かさと、卒業後の具体的なイメージ像はありますか?

人生の豊かさは「自分に手加減をしないこと」。チャレンジをしていない自分が嫌いなのかもしれない(笑)

カンボジア学校初日|自己紹介をするめぐさん

卒業後は、世界を旅しながらコーチングを通して、人生に悩んでいる人たちに寄り添える存在になることを目指しています。そして再び教員に戻り、子ども達の国際感覚を養える人材、子ども達の夢を支える大人になりたい。POOLO LIFEで自己理解の大切さを知りました。現在勉強中のコーチングの知識を活かし、1人1人に寄り添い、向き合っていきたいです。

ーー教師とPOOLOの経験を掛け合わせた、めぐさんならではの目標ですね。最後にPOOLO LIFEに入ろうか悩んでる方にメッセ―ジをお願いします。

とくに海外在住の方が入ろうか悩んでいる理由は、1番気になっているであろうオフラインに参加できないことへの不安ではないでしょうか。実は私も気になっていた点ですが、結果的には締め切り1時間前に応募しました(笑)

確かにオフラインに参加できないことへの寂しさは、100%は拭えません。しかし、オンラインだからこその学びがたくさんあります。何より日常的にチームと話し、自分の変化していく様子を見守ってくれる人がいる。それが支えとなり、何でも話せる仲間の存在は想像以上に大きい。

同期のオフライン活動

それはオフラインの寂しさを何万倍も超えてくる価値がある

もう1点付け加えるならば、海外へ行く決断をした人は日本を出る前に入ることをお勧めします。海外の独りは想像以上の孤独を味わいます。日本にいるとこのことに気づきにくいのです。
だからこそ支えてくれる仲間や場所を早々につくっておくことは、海外にいる時間を一層充実させます。早ければ早いほど、自分の人生が豊かになるタイミングが早くなり、豊かと感じる時間が長くなりますよ。


編集後記

とても明るく、どんな状況化に身を置いてもチャレンジングな姿勢のめぐさん。ご自身のコンフォートゾーンから常に出て新しい刺激や情報をインプットし、もがいていく。突き進んでいくことが人生の豊さだと語ってくださいました。その強さが大変さではなく寂しさに打ち勝つ秘訣だと感じます。

海外に住み、POOLO LIFEに入るかどうか悩んでいるみなさん。めぐさん曰く「時は金なり」とのこと。人生を豊かにする第一歩として、一緒に豊かさを探しに行きませんか?

取材・文/Chisato

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