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How To 地域取材


こんにちは。webライターのChisatoです。

初めての経験に、不安を持ったことはありませんか?
そこには、何をしたらいい?どうしたらいい?という気持ちが出てくるはず。私も最近初めての経験をしてきました。それは、地域取材。

5月末、地域取材のために、千葉県のとある街に行ってきました。小中学生時代に、地域の年配の方に取材をして話を聞こう、というフィールドワークはありましたが、今後仕事にしていくためのステップとしては初めての経験。

今回は、これから地域取材に挑戦してみたいと思っている方に、人と話すことが好きな私の、How To 地域取材を紹介します。こちらを読んで、あなたの初地域取材が楽しくなりますように!


How To 行動

1)地域の選定

地域取材ですから、まずは地域を決めなければなりません。結論から言えば初めてであれば馴染みのある場所が良いです。理由はただ1つ。取材しやすいから。しやすさにもいくつかポイントがあります。

  • 既にその土地の歴史や地形、生活スタイルといった特長を知っている

  • 現地の人の話が理解しやすい

  • 問題が起きたときに、解決方法を見出しやすい

3つめに関しては、例えば目的地の行き方や、スマホのバッテリーが切れそうになったときの充電ポイントなど。初めての経験で問題が発生すると、焦りが出ます。しかし馴染みがある場所だからこそ、慌てず解決できます。

2)インタビュー相手の選定

友人や身内がおすすめ

こちらも初回は顔馴染みがあるお相手を選ぶのが良いです。
初めての地域取材で初対面の人にインタビューするのは、ハードルが高いので、私はおすすめはしません。その理由はアポイントが取りにくく融通が利きにくい可能性があるから。この可能性にもポイントがあります。

  • 連絡が取りにくい

  • 初対面は、後回しにされがち(現職営業経験談から)

  • お相手の話が理解できないときに、聞き返しにくい

  • 取材記事のチェックバックが、希望する日程で返ってこない

お相手がSNSを頻繁にしている人であっても、目に見えていないだけで忙しいです。きっと同じようなDMはたくさん来ているでしょうし、正直なところ言えば、そこまでメリットを感じられなかったらスルーされることが多い。

また話を聞いて深掘りができたらいいのですが、緊張しすぎて、話を聞くことに精一杯になる可能性があります。文字起こしをする際に「もっと聞けばよかった」と後悔する場面があるかもしれません。

そして、せっかく記事を書き、チェック依頼をし、バック希望日をお伝えしても返ってこない、というリスクもあります。そうなると、締日が間に合わないということが発生します。しかしそれが、顔馴染みのある友人や知人だったら、どうでしょうか?心理的にもそういう状況になれば、リマインドはしやすいし、お相手のなかでも対応の優先順位が、自然と高くなるのではないでしょうか。


How To 心構え

相手に失礼がないようにすること。
この言葉に尽きると思いますが、そのためには取材する側にも準備が必要です。

1)その地域とお相手の情報収集

取材は仕事です。観光ではありません。知っている街や人であっても必ず情報収集をしておきましょう。さらには、取材相手が決まっているのであれば、事前に想定質問を送っておくと当日はスムーズです。

また情報を持っていることで、お相手の話をより理解することができ、その場の質問がしやすくなるメリットがあります。そうなるとお相手も「よく知ってるね」と嬉しくなるもの。結果、会話も弾んでいくことが多いです。

千葉県香取市HP

2)敬意を込める

その地域とそこに住む人たちに敬意を込めること。
住民の方々は、その地域がよくて住んでおり、生活の根を張っています。私たち取材側は、言うなれば余所者です。だからこそ、どのような暮らしをしているのか、なぜそこの地域なのか、どういう思いを持って生活を送っているのか。そうした点を理解し、寄り添うというマインドを持っておくと、人と話すのが楽しくなります。


最後に

地域取材は、その地域と取材相手、そこに住んでいる人たちがあって成り立ちます。だからこそ下準備に手を抜かず、敬意を込めて対応をしましょう。また写真はたくさん撮りましょう。私は大体300枚前後撮影します。執筆中に「あの写真撮ればよかった」と後悔しないために。

愛用カメラFUJIFILM XE-1

不安も大きい初めての地域取材。せっかくの機会です。楽しんでいきましょう!

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