オナガのヒナたち ご近所で鳥見散歩
先日、オナガの声がたくさん聞こえるなと思った日がありました。
オナガを探しにカメラを持ってお散歩へ。
日差しの強い日だったので日傘を差しました。
声を頼りに歩いていると、桜並木にある一本の桜にオナガの気配がありました。
日傘でカメラを隠しながらそっと近寄ってみました。
この作戦は功を制しオナガに警戒されず近寄ることに成功しました。
桜の木に集まっていたのはオナガの幼鳥でした。
もうだいぶ尾が長く伸びたのでにんげんで言うなら小学生くらいでしょうか。
桜の幹からはみ出ている木の皮を、食べられるのかな?と噛み噛み。
尾がすらっと長い親鳥がやってくると、ちびさんたちは集合しておやつをおねだりしました。
おやつをもらって、親が飛び去るのを見送ります。
親が見えなくなると解散してしまいました。
羽つくろいをしてみたり、自分でもえさを探してみたり。
何かに警戒したときは、きょうだいで集まって上空をそろって見上げたり。
親と集合する場所と決めた枝があるみたいで、いちばんのちびちゃんがその枝に飛び乗りました。
羽を細かく震わせて
チチチチチチチ
おなかすいたよーと声を上げます。
親がさっと飛んできて、ちびちゃんにだけおやつをあげて飛び去りました。
慌てて近くにいたきょうだいが駆けつけましたが、親は飛んでいったあとでした。
ギチチチ!!
ずるい!と抗議してましたが、後のまつり。
ヒナのおねだりポーズって、ほぼ全鳥類共通なのが面白いです。
オナガを驚かさないように、そっと、桜並木を後にしました。
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