オオヨシキリと夏の到来 探鳥会レポート<O山公園編>2/3話 2024年5月
先日、ニコ支部I分会の探鳥会に参加してきました。
場所はO山公園と近くを流れる川です。
探鳥会ご一行はキビタキが飛んでいったのを見送って、川に出ました。
いつもなら川の上流に行くのですが、今日は暑くなる予報だったせいか省略されました。
今回はそのまま川下へと歩きました。
探鳥会ご一行は川が合流するあたりで立ち止まりました。
スコープ隊のYさんが黙ってスコープを設置しました。
「もしかして、オオヨシキリですか」
「そう」
見ても良さそうだったので、スコープをのぞかせてもらいました。
オオヨシキリがのどを震わせて鳴いていました。
すぐ後ろにいた人に
「オオヨシキリ、まだいます」
そうに声をかけて順番を譲りました。
オオヨシキリを見たら、一気に夏が来たような気がしました。
あちこちにオオヨシキリが出ていたので、みつけては撮影努力をしてみました。
何しろ遠くて、うまく撮れませんでした。
探鳥会ご一行は川沿いにある学校のところで角を曲がりました。
「イカルチドリ」
スコープ隊がイカルチドリに合わせてくれたので覗かせていただきました。
私が覗いているとき、校庭にいたイカルチドリがチョロチョロと歩いてのぞき穴の左に消えました。
「イカルチドリが左に~!」
私の後ろに並んでいる人がいたので、スコープ隊の方に
「見られたけど、今、左に消えました」
と申告しました。
スコープ隊の方が再度合わせようとしましたが、イカルチドリは飛んで行ってしまいました。
ちょうど足を止めたところが日陰だったので、ここで休憩しました。
アメを持ってきていた方が気前よく振る舞ってくれて、美味しくいただきました。
日陰から暑い日なたに出て、探鳥会ご一行は歩き始めました。
ギョギョシー ギョギョシー
オオヨシキリの鳴き声が早すぎる初夏の暑さを引き立てていました。
3につづく。
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