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夜明け前に 探鳥会レポート<H湖編>1/3話 2024年6月

 先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。
 場所はH湖です。

 集合時間は4時でした。
 3時前に起き、支度をしてすぐに向かったら間に合いました。

 まだ真っ暗かと思ったら、私の予想に反して東の空が白んでいました。
 ここで小鳥の鳴き声がすればいいのですが、どうも聞こえてくるのは外来鳥ガビチョウのにぎやかな声ばかり。

 トイレは電気が付かなかったので持参したソーラー付きランタンが役に立ちました。

 「さっきそこでフクロウが鳴いたの」
 そう言っている人がいました。
 さすが夜明け前です。

 定刻になってみんなが輪になって並びました。
 役員のあいさつのあと、端から自己紹介をしていきました。

 集まったのは15人超えです。
 私よりももっと遠くから駆けつけた方がいました。

 さっそく探鳥会ご一行は歩きはじめました。

 そんなに離れていないところで
 ケケーッ
 キジの鳴き声がしました。

 「そこにいるよ、キジ」
 そう言って藪を指した人がいましたが、まだ夜明け前の明るさで、よくわかりませんでした。

 舗装された駐車場を歩いて、藪の中へ。

 役員から
 「長靴の人が先に行って草のつゆを落として下さい」
 と声がかかったので、長靴を履いていた私は先頭集団に付きました。

 林の中を遊歩道が続いていて、時々、道が消失していました。
 そういうときはひたすら藪漕ぎです。

 雨が降った後にだけできる池を覗きました。
 「いつもこんな風に水があったらいいのにね」

 やがて、しっかり踏み固められた別の遊歩道に突き当たりました。

 この頃に日が昇って、森の木々の間を横から光が差しました。
 森の中から日の出は見えませんでした。

 遊歩道を進むと、アスファルトで固められた車道に出ました。
 反対側にサッカーでもできそうな広場があってそちらに渡りました。

 「そこ、電線の上に、ホオジロ」

 電線の上の分かりやすい場所にホオジロが止まっていて鳴いていました。
 ホオジロは喉を大きくそらして声を張り上げていました。

ホオジロ

 トイレがあるので、ここで休憩となりました。

2につづく。

男前に撮れたのでおまけ


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