コゲラの巣 探鳥会レポート<G施設編>3/4話 2024年5月
先日、G施設というこども向け施設主催の野鳥観察会に参加してきました。
観察場所はG施設です。
参加者は園内に進みます。
ある場所で足を止めました。
スコープを立てて、見るように促します。
なんだろうと思って双眼鏡で見たら、その先にコゲラが枯れ木に開けた巣穴がありました。
参加者が全員、巣穴を見た所で、近くの池に移動しました。
この池にはカワセミが来ます。
数回、岸辺を見回して、今日はいないかもと思ったとき
「いたっ、カワセミ!」
「ほんとうだ」
青い背中が茂みから飛び出し、大きな別の茂みの奥へ。
退場があまりに早くて参加者にはあまり目にとまらなかったようです。
カワセミを見送ると、O分会長を先導に、列は前に進み始めました。
先導のSさんが
「また分会長のKさんが先に行っちゃった」
と言うので
「Kさん、先頭が好きだよね」
Sさん曰く、だったら最初から先頭に行っていいのに、だそうです。
それなのにいつもSさんに「先頭をお願いします」って言うのが不満だそうです。
Sさんはほんの少し愚痴をこぼして気が済んだようで、また探鳥会の列に戻っていきました。
児童クラブの遠足みたいな団体が池のそばを歩いて、池の脇の茂みに隠れていたカルガモが警戒して出てきました。
ここで思いがけず観察した鳥が増えました。
園内には3つ池があります。
参加者はもうひとつ上の池を目指しました。
この池は浅く、スイレンなどが植えてあります。
木の橋を歩いて渡り、一番奥にある池を目指しました。
池に向かう途中、羽が落ちているのを見つけました。
キジバトの羽根に見えました。
やはり思い直し、羽根を拾おうと戻ったのですが、誰かが拾ったのか見つかりませんでした。
池を覗いたところ、カルガモが2羽と、木の上で亀が甲羅干しをしていました。
スコープ隊がスコープという望遠鏡を合わせてくれたので、みんなで亀を見ました。
「向こうの東屋で鳥合わせをします」
そういう声がかかったので東屋の方へ移動しました。
4につづく。
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