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次々に鳥が出てくる(こんなこと滅多にない) 探鳥会レポート<O施設編>2/4話 2024年1月

 先日、O施設主催の野鳥観察会に参加しました。

 参加者として参加したら、スタッフに抜擢していただきました。

 園内を歩いていて、参加者のひとりがシロハラに気付きました。
 シロハラが隠れた植え込みは、虹のような曲線の、細長いものでした。

 大急ぎで先導を呼びました。

 やってきた先導のSさんにシロハラの場所を教えます。
 「植え込みの中、真ん中より左、今、左に動いている」

植え込みでじっとしているシロハラ
(隠れるのがうますぎる)

 植え込みの根元、葉が少ないあたり、シロハラが移動すると影がソロリと動きます。

 隠れているシロハラ、誰もいないふり。

 スコープ隊は距離を取ってスコープを設置し、参加者は交代でシロハラを観察しました。
 全員が見終わったので、参加者ご一行はそっと移動しました。

 参加者ご一行はエントランスから左奥へ進みました。

 少し行くと芝生広場がありました。
 カワラヒワが下りてきて芝生の中をつんつんしています。

 その中にツグミも混ざっていて、ツグミとカワラヒワを楽しみました。
 ハクセキレイとセグロセキレイもちょこちょこ。

真ん中で首をあげているツグミ
地面をつつくカワラヒワ

 参加者ご一行はさらに奥に進みました。

 山の手前でメジロの群れを見つけました。
 メジロは動きが早いのでスコープで合わせられません。

 朝に配られた資料が野鳥図鑑として使えそうでした。

 そこに描かれた絵を指して
 「これがメジロです」

 「ウグイスじゃないの?」
 「それはこっちの茶色いの」
 淡い茶色系の小鳥を指しました。

 話していた奥様、ショック。

 スコープ隊のベテランさんが加勢してくれました。
 「梅にウグイスっていうのは、梅の花の蜜を目当てに来たメジロですね」
 「まぁ。ウグイス色って言ったらこっちじゃないの(と、メジロを指す)」

 そんな話をしていたら、あっという間に最後尾になってしまったので、あわてて先頭を追いかけました。

 先頭はだいぶ先に移動していました。
 来た道を戻って、エントランスを横切って、さらに先へ進んでいました。

 私が追いついた時、スコープが立っていて、みんなで木の上の方を見ていました。 
 「アトリ」

アトリ

 受付の時に、資料としてこの辺りで見られる鳥の名前一覧も配られていました。
 最近の探鳥会で見られた鳥には丸が付いています。

 「アトリって珍しいのね」
 「もうここ何年もアトリが出ていないわ」
 そういう声が聞こえました。

 きっとこれは表を作っているO分会長が喜んだと思います。

 途中、園内を車が通行しました。
 「車が来ます!端によけてください!」
 スタッフらしくこんな声かけをしてみました。
 少しは役に立たないとね。

 この先には山頂へ向かう道があります。

 山頂へ向かう道路の曲がり角で参加者ご一行は足を止めました。

3につづく。


こちらの記事がコングラを受賞しました。
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