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鳥見散歩<W遊水池編>2/3 ベニマシコはおなかぺこぺこ

    先日、鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとW遊水池に行きました。

    鳥見台から駐車場へ、歩いて戻りました。
    遊歩道脇のやぶを見ながら、不意にモカさんが言いました。
    「いた、ジョウビタキ」

    続いた台詞に、さらにびっくり。
    モカさんはこう言ったのです。
    「いた、ベニマシコ」

    木の枝や草が重なるように生えていて、どこに何がいるかさっぱり見えないようなところだったのですが、モカさんが何度もていねいに教えてくれたおかげで私もベニマシコを見つけ出すことができました。

ベニマシコ
草の種をもぐもぐ

    ベニマシコとジョウビタキを楽しんでいたら、背後に人の気配を感じました。

    双眼鏡を首から下げて、初々しそうな若い女性がふたり。
    (学生さんかも)

    このふたりにバードウォッチングを教えていると思われる人が、ふたり付いていました。
    (ゼミの先輩と後輩みたいな雰囲気)

    私たちが鳥の名前を呼びながら大喜びしていたので、後ろに並んで順番を待ち始めた様子。

    モカさんに合図して、場所を次の人に譲りました。
     私たちは既にけっこう撮ったからです。

     モカさんは更に遠くの浮島にコウノトリがいたなどの鳥情報を教えていました。

     駐車場に着いたら、ここにたくさんの人が集まっていました。

    駐車場脇にアキニレという木があって、ベニマシコが実を食べに来るのです。
    ちょうどベニマシコがランチに寄ったようで、駐車場に人が集まって、ベニマシコを撮影しまくっていました。

    ベニマシコときたら、ぜんぜん怖がる様子もなく、大勢集まったデカカメラなんて素敵に無視してアキニレの実を食べ続けました。

ベニマシコ
木の実をもぐもぐ
もぐもぐ

    モカさんが私に合図をしてきました。 
    ベニマシコの撮影を切り上げてモカさんのそばへ。

    私たちはお昼がまだでした。     

    天気が良かったので、ベンチに腰掛けてお昼を食べることにしました。

    まぁ、コンビニで買ってきたのでたいしたことはないのですけど。

    お湯を多めに持ってきていたので、カップスープを作って、食後のコーヒーを入れました。

    コーヒーを多めに入れて、水筒にもコーヒーを入れました。
     「これで午後もあったかいコーヒーが飲める」
    こう喜んでいるモカさん。

    私たちが食後のコーヒーとみかんを楽しんでいる頃、ベニマシコもおなかがいっぱいになったみたいでした。
    ベニマシコがいなくなると、集まったデカカメラの人たちも散り散りになったのでした。

3につづく。


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