探鳥会レポート<M市周辺編>1/4話 2023年2月 迷子になる
先日、ゆる支部主催の探鳥会に参加しました。
平日に行われた探鳥会で、場所はM公園~T沼~O公園です。
M公園の駐車場に着くと、私を野鳥の会にスカウトしたKさんが声をかけてきました。
役員が誰も来ていなくて、日にちを間違えたのかと思ったそうです。
参加者が集まり始めましたが、役員が来ません。
集合時間ギリギリになって見慣れた車が到着しました。
「いやぁ、大渋滞に巻き込まれちゃってさ」
受付用の名前を書く帳簿が回ってきて、急いで記名しました。
今回は案内役がいました。
その人はいろんな種類のエサで鳥をおびき寄せて、鳥同士がケンカしているところを好んで撮っているのを知っていたので、内心でげんなり。
ただ、M公園については、ゆる支部で一番詳しいでしょう。
ゆる支部のベテランさんたちもエサやりなどは承知していて、その上で受け入れている様子なのです。
そういうところは、ゆる支部は器が大きいなと感じます。
エサ当番さんは最初に防災用の調整池へ案内しました。
ここにはミコアイサが来ているそうです。
池にミコアイサのメスがいましたがあいにく逆光でした。
そのまま林の中へ進みます。
林の中にある遊歩道はそのまま池の周りを一周するようになっていました。
ゆる支部のベテラン女性にHさんという方がいて、小鳥の群れを見つけては指さすのでした。
「そこにコゲラ……そっちにはエナガが……」
そうに言われてしまうと一緒に見てしまう私です。
列の最後を務めるAさんと、Hさんと私の3人で一緒に小鳥を見ていて、探鳥会ご一行とはぐれました。
M公園はとても広いです。
「どっちに行ったか、わかる……?」
「いつもなら、こっちじゃない?」
私はゆる支部M公園は初参加なので、ついていくしかありません。
Aさんが
「こっちだと思う」
そう言って、どんどん進み始めました。
Hさんと顔を見合わせて、Aさんの後を追いました。
2につづく
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