鳥を見足りない人たち 探鳥会レポート<K山編>4/4話 2024年9月
先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
場所はK山です。
講演会が終わった後に鳥合わせが行われました。
鳥合わせの事なんてすっかり忘れていました。
先導をしたIさんが前に出て、見た鳥の名前を読み上げました。
「キジバト」
「ハシブトガラス」
「ヒヨドリ」
身近な鳥のおかげで、短い時間だったけど20羽を観察しました。
これで、この日の探鳥会は終わりました。
終了後にO分会長から声をかけてもらいました。
「楽しい探鳥会にしたいと思っているんだけど、なかなか分からなくて」
私たちのテーブルは
「楽しいですよ。楽しいから通っているんですよ」
と、答えました。
同じテーブルにいた女性、先ほどの鳥の動画を分会長に見てもらっていました。
お腹の模様からチョウゲンボウではないかという答えだったそうです。
さすが分会長(拍手)
ここで解散だったので帰ろうとしたところ、黒縁さんに鳥を見に行こうと声をかけてもらいました。
「鳥を見に行くならついていきます」
黒縁さんご夫婦、鳥にお礼を言う礼子さん、先導をつとめたIさんと私という、鳥を見足りなかったメンバーで会場の裏山に行きました。
「今、鳥が飛んで藪に入った!」
というのは見られましたが、それっきり出てきませんでした。
集合場所の駐車場まで鳥を見ながら歩くことにしました。
礼子さんが言うには
「他の地区では、鳥にお礼なんて言えない」
という事でした。
確かに、神経質な人がいたら「静かにして」と言いだしそうです。
その点、O分会はわりとゆるい(笑)
礼子さんが「ヤマガラちゃん、おはよう~」とか「ありがとう、かわいかったよ~」と言いながら歩いていても、観察できる鳥の数が特に減ったとは思わないです。
礼子さんの話を聞いて、礼子さんは自分らしく参加できるからO分会にいつも参加しているのかもしれないなと思いました。
「今、そこに鳥の影が」
それは何度か飛んで枝を移ったので、みんなで目撃できたのですが
「ハシブトガラスくらいの大きさ」
「色は茶色」
「羽の音がしなかった」
「もしかしてフクロウちゃん?」
そこへ通りがかったT分会長のHさん。
「フクロウは昼間、あまり飛ばないんだけどな」
ということでした。
結局、鳥の正体は分からないまま、駐車場に着きました。
「また来月もお願いしま~す」
そう言い合って解散しました。
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