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青い鳥を探しに 探鳥会レポート<K山編>3/3話 2024年1月
先日、ニコ支部F分会の探鳥会に参加してきました。
場所はK山です。
K山のふもと、下の池でカワセミを楽しみました。
ベテランは
「あれが日の光に当たるときれいなんだよ」
初心者の方々も
「きれいだった、カワセミ」
こんな感じで、カワセミのおかげでみんな楽しそうでした。
F分会長が言いました。
「じゃあ、ここでルリビタキを探しに行きますか」
実はK山はルリビタキがいるので有名なのです。
次に中の池を見ました。
こちらは一面凍っていてスケートリンクのようです。
氷の上を歩いていたのは、キセキレイでした。
ジョウビタキの姿もありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705661960374-1AiD5fvJiA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1705662004704-9kgq0gkgXN.jpg?width=1200)
なにか落ちているのでしょうか。
中の池から上の池に移動している途中、目のいい人がルリビタキを見つけました。
池の、土と水面の境目をルリビタキがちょろちょろ歩いたり、少し飛んだけどまた戻ってきたりしました。
私は最後尾集団にいました。
最後尾を務めるのはIさんというベテラン女性でした。
Iさんがルリビタキにスコープを合わせると初心者の方に見てもらいます。
ルリビが動くので、またIさんがスコープを合わせ直して、それを覗いてもらって。
ルリビタキを見てもらおうと、流れるような焦点合わせわざを披露してくれました。
私は初心者の方に「早く見て、どっか行っちゃうから」と声をかけていました。
テキパキ見ないと時間がもったいないですから。
ルリビを見た初心者が
「あんなにきれいな鳥がいるなんて」
こう、大感激していました。
(初心者全員がルリビを見られたことの方が感激でしたよ、こっちは)
ルリビが飛んでいったので上の池に移動しました。
分会長が「戻りましょう」と言ったのを先導さんが制しました。
「あと2、3分だけ。今、出ているから」
そう言って指した方向を見ると、茂みの中にルリビタキがいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705661737980-53fhK8685h.jpg?width=1200)
先導の合図で探鳥会ご一行は元の集合場所目指して進みました。
途中、民家の庭でツグミを見たりしました。
最後尾のIさんに聞かれました。
「今日はキジバトを見ました?」
「まだ見ていないです」
Iさんはホオジロやスズメ、キジバトなど、普通に見られる鳥がいないことをすごく気にしていました。
探鳥会ご一行は集合場所近くの芝生広場に腰を下ろしました。
「鳥合わせを行います」
鳥合わせとは探鳥会で見た鳥を照らし合わせる作業です。
「カワセミ」
「ルリビタキ」
「ツグミ」
「他に見た鳥はいますか」
「キクイタダキ」
「あ、大事なのを忘れていました」
最後にミニ講演がありました。
30年前は見られなかった野鳥という演目で、最近増えた外来鳥、コウノトリなど保護した結果増えている鳥の紹介がありました。
「じゃあ、これで保険が切れますので、気をつけてお帰りください」
分会長のあいさつで解散となりました。
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