カワセミの代替わり
趣味の習い事のあと、H公園とS沼に行くのが私のお気に入りルートです。
先日、H公園に足を運んだら、日本庭園にカワセミがいました。
いつも会えるわけではないので運がいいです。
東屋に身を潜めてカワセミの様子を伺いました。
羽根の色が薄い、まだ若いオスです。
前の主はカワセミの彼女だったのですが、代替わりしてしまった様子です。
若いオスは何度も水の中に身を躍らせました。
バッチャーン
カワセミは水の抵抗が少ないように工夫された体つきをしているはずなのに、なぜかこの子は盛大に水しぶきを上げて飛び込むのでした。
あれでは魚が逃げてしまうだろうと思っていたら、案の定、何も取れずにあがってきました。
でも、けっこうチャレンジャー。
ホバリングという、空中静止の体勢から一気に水に飛び込みました。
バッチャーン
やはり何も取れずにあがってきました。
でも、きっとすぐにうまくなるでしょう。
若さがまぶしいカワセミでした。
次はS沼へ。
以前はカワセミがいたのですが、もう何ヶ月も見かけなくなっていました。
オオタカがたまに来るせいかもしれません。
ここでカワセミを久しぶりに見ました。
ここにいたのも色が淡い若いオスでした。
この子は警戒心が強くて、些細なことにさっと飛び去ってしまいます。
しばらくすると戻ってくるのですが、長くとどまったりはしません。
枯れた葉の長く伸びたところに止まって、まだ色の淡いおなかを向けてくれるのですけど、本当に背景と見分けが付きません。
S沼にカワセミがまた来てくれるようになって良かったです。
沼に通う楽しみが増えました。
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