カモとお友達になれるカモ。
冬を日本で過ごそうというカモが北からやってきました。
公園の池に行って、たくさんのカモを見ると、つい「ヘイ、カモ~ン」と洗練されたダジャレを言いたくなってしまいます。
(が、ぐっとこらえて心の中で叫びます)
そのくらいカモのご帰還は嬉しい。
嬉しかったので公園の売店に行きました。
ほとんどガチャガチャに見えますが、カモのエサがここで買えます。
初めてここでカモのエサを買いました。
カプセル入りです。
匂いをかいでみたら、植物が発酵したような感じ(くさい)でした。
今日はこれで、カモさんとお友達になろうミッション、始動!
なんて思いながら冬のカモを探して池の周りをぐるぐると2周。
池のあちこちでエサをまいている人がいてやりにくかったし、冬カモは岸から遠くにいたのでした。
私ははっきり言って筋肉がないので物を投げても遠くに飛びません。
カップルでエサをあげている人がいました。
彼氏の方が「あ、全部持って行っちゃうの」と言ったのでそちらを見ると、食パンをくわえたカモがてけてけと逃げていきました。
食パンをくわえたまま、カルガモは池にドボン。
おれたちにもよこせー!
そいつは他のカルガモに襲われていました。
そんな光景を横目にとぼとぼと2周してしまい、そろそろお手々が匂うし、カルガモでいいからエサを手放すことに決めました。
しかし!
いいことが起こりました。
私のいる岸の方に向かってぴちゃぴちゃと泳いでくるのは……冬鳥のヒドリガモ!
待っていたよ、ヒドリちゃん!
嬉しくてヒドリガモにばかりエサを立て続けにあげていると、カルガモが近寄ってきました。
カルガモたちは
ぼくたちのぶんもありますか?
という感じでいい子で待っていたので、たまにカルガモにもあげました。
そこへ飛んできたオナガガモ3羽がバサバサバサ~、ドボン!
おぉ、待っていたよ、オナガガモ!
そこへカルガモでもオナガガモでもヒドリガモでもない、何の変哲もないカモもやってきました。
きっとマガモに違いない。
そう思ってマガモ(見込み)にもエサをあげました。
冬のカモさんとお友達になろうミッション、完了!
意気揚々と帰路についたのでした。
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