うわさのワカケホンセイインコ
先日、午後から研修だったので、午前中は休暇をいただき、S公園に行きました。
S公園はボート池や松林があります。
松林を通り抜けて池までやってきました。
池にはたくさんのヒドリガモ。
にんげんからエサをもらい慣れてしまったので、私がカメラを構えた途端近寄ってきました。
歩き出せば、並ぶように一緒に泳ぎます。
池の周囲でカモの羽根を探しました。
私はカモの羽根は繊細な模様が美しいと思っていて、洗浄して手芸の材料にしています。
私の手製ブローチを見て
「これ、なんの羽根ですか?」
こう聞いてくれるのは探鳥会の参加者で、目の付け所がさすがだと思います。
羽根を探しながら、今日はずいぶん賑やかだなと思いました。
よく見るとハシボソガラスが警戒して鳴きながら、何かを追いかけています。
ガァ ガァ ガァ
ギョギョギョギョギョギョギョギョ
声の主の姿を見つけて驚きました。
「ワカケホンセイインコ!」
東京方面で大繁殖して話題になった外来種です。
私はハシボソガラス頑張れ!と応援してしまいました。
ハシボソガラスは縄張りを守ろうとしているだけなのですから。
ハシボソガラスに追われてワカケホンセイインコは松林に逃げました。
ワカケホンセイインコは派手なので、松林の中でもすぐに見つけてしまいました。
私がカメラを構えるのを見て通りすがりの人も見上げてしまいます。
「たまにきれいな羽根が落ちているものね」
どうやらひんぱんに出没するらしい。
それにしても賑やかな鳥でした。
ふと足下を見たら、ビンズイを見つけました。
今年は暖冬ですが、もう山を降りてきたようです。
ビンズイを見つけたその先にシジュウカラとヤマガラを見つけました。
ヤマガラがご執心の松がありました。
なかなかその松から離れようとしません。
ここにヤマガラのおやつがたくさん隠してあるのかなと思いました。
小さい鳥を楽しめたので、満足して、公園を後にしました。
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