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キビタキ2枚 鳥見散歩<U湖編>2/2話 2024年5月

 鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとU湖に行きました。

 U湖の東岸を歩きました。

 道からU湖を見下ろして
 「水位が高い?」

 「いつもなら、もう少し岸が見える」
 そう言う私に
 「田んぼが始まるから水を貯めているんじゃない?」
 と、モカさん。

 ダム湖に注ぐ川を橋の上から見下ろしました。
 キセキレイが歩いているような岩があるのですが、この日は水没していました。

 残念ながら鳥にほとんど会えませんでした。

 「ここまで来ればキビタキに会えるかと思ったんだけど」

 橋のところでUターンしました。
 食料を持ってきていないので帰りは急ぎます。

 エナガの鳴き声ポイントは相変わらず賑やかだったそうです。

 オオルリに遭遇したポイントには何もいませんでした。

 ピーヒョロー

 私が
 「トビが鳴いているね」
 と言うと
 「あれは聞こえるの?」
 とモカさんに驚かれました。

 モカさん曰く、エナガの方がよっぽど声が大きいのだそうです。

 「周波数かね?」
 自分でもなぜなのかわかりません。

 モカさんが足を止めました。
 「いた、キビタキ」

 モカさんが見ている方角をよく探します。
 「分かる?」
 「うん」

 キビタキはどういうわけか私の目になかなか飛び込んできてくれません。

 でも今回はモカさんが見ている方角に輝くような黄色を見つけました。

 葉っぱサイズのちいさな黄色です。

キビタキ

 私の位置からは枝がかぶってしまっていました。
 移動しようとしたら、キビタキに感づかれて、飛ばれてしまいました。

 「撮れた?」
 と、モカさん。

 「なんとか2枚」

 キビタキのおかげで、鳥が撮れて良かったねと帰ることができました。

 キビタキを2枚撮れましたが、2枚とも二枚目に撮れていました。

二枚目キビタキ

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