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探鳥会レポート<K山編>1/3話 2023年3月 鳴くよウグイス ホーホケケキョ

     先日、ニコ支部O分会主催の探鳥会に参加しました。
 場所はK山です。

    時期は、桜にはまだ早く、カモ類はそろそろ見納めかなと思う頃でした。

    集合時間10分前になんとか着いて、大慌てで受付をしました。
    探鳥会前にトイレに行っておきたいじゃないですか。

    受付もトイレも済ませて、落ち着いたところでちょうど開始時間となりました。

    分会長のあいさつがあって、コースの説明がありました。
    その間、分会長の後ろの茂みで小鳥がずっとちょろちょろしていました。

    地面をつついて食べ物を探しているのはシジュウカラとアオジでした。

    あいさつが終わった後、そのまま鳥見になりました。
    アオジとシジュウカラはずっと地面をつんつんしていて、探鳥会ご一行はそっとその場を移動しました。

アオジ
写真中央、シジュウカラ

    探鳥会ご一行は地元武将供養塔近くで足を止めました。

    スコープ隊のひとりが足を止め
     「そこにシメがいる」
   と、言ったからです。

    その人はさっそくスコープを設置して焦点を合わせました。

    参加者はスコープを覗かせてもらって
    「朝日を浴びて、シメのクチバシが輝いているねぇ」
   と、なんとも平和な感想を言い合っていました。

シメ

    たまたま通りがかった散歩中の女性が関心を示しました。
     「何か見えるんですか?」 

    スコープ隊の方が応じました。
     「シメという鳥がいるんです。良かったらどうぞどうぞ」

    女性は迷っている様子でしたが、みんなが勧めたのでおずおずとスコープを覗きました。
    「まぁ、可愛い!」

    思わずずっこける探鳥会ご一行。

    シメさんはどちらかというと悪党顔で
    ……いや、見ていないでしょ(^◇^;)
    なんて思いました。

    口には出さなかったけど。

    探鳥会ご一行は気を取り直して先へと進みました。

    ウグイスの鳴き声が聞こえました。

    ホー    ホケケキョ

    この日は支部からお偉いさんが来ていて
     「まだまだ練習が必要だな」
    と言ったのですが、地元の人たちが口を揃えて
     「いや、K山はホケケキョ」
    と、言いました。

    「……えっ」
    「ホケケキョ」
    「……そうなんだ」

    ウグイスはホケケキョと鳴きつづけたのでした。    

    途中に観光案内所があって、ここででトイレ休憩をしました。
    ここでK山ハイキングマップを配っていたのでいただいてきました。

2につづく。


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