初心者が多い探鳥会 探鳥会レポート<K山編>1/3話 2024年1月
先日、ニコ支部F分会の探鳥会に参加してきました。
場所はK山です。
受付に行って、受付に記名し、参加費として保険料を支払いました。
K山は、遊歩道が整備されている低山で、鳥の種類が多い場所です。
集まった人数はざっと40人超えです。
定刻になって、F分会長からあいさつがありました。
この日は、初心者14名の方に参加いただいたそうです。
初心者の方に教えてあげて欲しい、初心者の方は積極的にスコープをのぞいて欲しいと話がありました。
周囲を見ると、他の分会で役員をやっている人、スコープ隊のベテランなどを揃え、初心者を迎える態勢はほぼ完璧でした。
先導さんからコース説明があった後、出発しました。
私はいつも張り切って先に行きます。
そしてだいたい気がつくと最後尾になっています。
今回も最初だけ先頭集団にいた私。
先頭集団に長期出張でこちらに滞在しているという人がいました。
土地勘がないので、探鳥会に参加して、鳥の見どころを教えてもらうつもりだそうです。
その人に珍鳥情報を語っている人がいて、こっそり話を聞いていました。
花壇が並ぶ見晴らしのいいところで、周囲の人が双眼鏡を構えはじめました。
スコープ隊がスコープという望遠鏡を合わせます。
聞こえてきた鳥の名前は「シメ」ということでした。
どの木だか分からなかった私はスコープに甘えることにしました。
スコープから見えた鳥は逆光で暗く「シメっぽい」という感じでした。
周囲にいた人たちが「シメ?」と言っていたのを聞いて、図鑑を出しました。
「これがシメです。逆光だから影になっているけど」
「シメ?きれいな鳥ね」
こんな風に言ってもらって嬉しかったです。
前に探鳥会スタッフをしたとき、図鑑にインデックスを大量に貼ったのが役に立ちました。
探鳥会ご一行はさらに進みました。
木が多くて、地面に落ち葉がたくさん積もっている場所と通過しました。
「いつもならこの辺に混群がいて楽しませてくれるんだけどね」
ちょうど姿を見せてくれたのはヤマガラでした。
動きの速い鳥はスコープに入れられないので、先ほどの図鑑を出して
「今、そこに見えるのはヤマガラです」
近くにいた人にヤマガラのページを見せました。
ヤマガラは動くけれどそんなに遠くに飛ばなかったのでだいたいの人が見られたのではないかと思います。
やがて山頂に着いて休憩をしました。
山頂ではメジロが見られたのですが写真に撮れませんでした。
来たのとは反対側の道をくだりました。
2につづく。
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