![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99933014/rectangle_large_type_2_875953e0ca66508436d0dc3e0807a754.png?width=800)
探鳥会レポート<M公園編>2/2話 2023年2月 トモエガモを探せ
先日、ニコ支部M分会主催の探鳥会に参加しました。
場所はM公園です。
探鳥会ご一行は池の方へと進みました。
池の近くに野鳥観察小屋がありますが、参加者全員はとても入れません。
観察小屋周辺に人がどっさり集まりました。
まぁ、気にしない。
オシドリが今年は長く滞在してくれていて、みんなでオシドリを眺めました。
観察小屋から人がはみ出ているのにもかかわらず、オシドリが1羽、近くを横切っていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1678440484640-ENKUQtV4it.png?width=800)
オシドリは左から右へ。
横切っていくオシドリを見送ったら、今度は右から左へ、また横切っていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1678440528108-9bXl7mUkWa.png?width=800)
「まぁ、なんてサービスのいいオシドリ」
参加者が絶賛しました。
なごやかな空気が一転したのはこの後でした。
「トモエガモがいます!」
周囲がザワザワ……となりました。
よく聞こえなかった人が「何かいたの?」と首をかしげました。
この日は、他の地域で役員を務めているような鳥のベテランさんが参加していました。
「鳥の姿を確認できている人はいますか」
こう呼びかけて、正確な位置を確認しようとしている人がいました。
スコープ隊が前に出て探し始めます。
やがてスコープ隊の一人がトモエガモを捉えました。
「……はいりました」
参加者はスコープの後ろに並んで順番を待ちました。
お子さんの参加者が優先みたいで、子どもがどんどん割り込んできました。
(文句を言わずに並んだ大人参加者の懐の大きさに拍手……!)
岸から奥まで距離があったので、トモエガモは池でのんびりしていました。
私の順番の時にもいてくれて、トモエガモのオスとメスを確認できました。
こちらの地域ではトモエガモは珍しいのです。
特にオスは初めて見ました。
残念ながら遠すぎて写真に撮ることができませんでした。
珍しいカモを見られて満足した探鳥会ご一行は池の周囲も歩きました。
先頭が足を止めました。
周囲の会話でアオゲラがいた様子です。
「アオゲラ、どこですか」
そうしたら、その方は自分の立っていた位置を譲ってくれて
「ここから黄色い看板を目指して」
言われたとおりに黄色い看板を探すと……アオゲラ、いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1678440669473-6xTv0fE3D5.png?width=800)
しばらくじっとしていてくれて、ゆっくり見ることができました。
少し移動したところで鳥合わせが行われました。
探鳥会で見られた鳥を確認し合います。
「オシドリ」
「トモエガモ」
「アオゲラ」
鳥の名前一覧表にはチェック欄が2つあって、自分が見た鳥に○、役員が読み上げた鳥にも○を付けます。
周囲の人のおかげでたくさん鳥を見られたことに、ただ感謝です。
こうして探鳥会は解散となりました。
帰りに、最初に行った調整池に行って、朝は逆光でよく見えなかったミコアイサを見てきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1678440757633-uxTkWH6Td8.png?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?