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中国の容县で春節を迎えた。

初めての経験だった。

2月8日
大晦日の前日、広州に着陸した。
5年前の見覚えのあるあの景色。少し暗くて、少しくすみがかった街並み。  
また戻ってきてしまった。

その後5.6時間かけて、容县という街に着いた。
街は路上駐車だらけで、少し怖い感覚を覚えた。

2月9日
今日は大晦日。
朝、神様にお祈りをした。鶏の丸焼きは衝撃的で、少し目を逸らした。

友達と、花火に行った。新年を迎える瞬間は、耳を塞ぎたくなるほど壮大で、新しい感覚だった。各地で花火が行われ、体が渦巻き出すほどの衝撃があった。

ただ花火を眺めるのではなく、あらゆるところでバチバチと燃える花火を感じ、この時ばかりは真の恐怖を感じた。

2月10日〜2月12日
近くで祭りをやっていたので遊びに行った。
大晦日の静けさなんて思い出せないくらいの盛り上がりだった。

大量の屋台と大量のゴミが目に焼きついた。

親戚の集まりもすごかった。朝起きたら毎日知らない親戚が家にいて、この数日間で50人くらいの親戚に会った。誰が誰なのか訳が分からなかった。

とにかく食べて食べて食べまくる。そして夜ご飯を食べた後にもバーベキューの肉を食べる。牡蠣を食べる。おい中国人、どれだけ食べるんだ。

2月13日
会う人会う人から红包🧧(お年玉)をもらう。私は中国人の親戚ではない。結婚してないければ貰えるらしい。日本円で約6万円ももらってしまった。日本より多いじゃないか。親戚どんだけいるんだ。

中国人の情熱を強く感じた春節だった。
親戚一同で子供を育てる中国人も、乾杯文化の中国人も、人に厚すぎる中国人も、まだまだ書きたいことが多すぎる。

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