見出し画像

木星♃が置いていったもの*𓈒𓆸

こんにちは𓂃𓆸*𓈒
もう5月も中旬です。
そして昨日は月蝕の蠍座♏︎満月🌕

2022年で最も星の動きが大きい5月
すでに
5月11日に幸運と発展の木星♃は魚座♓︎から
牡羊座♈︎に移動しました。

魚座♓︎の私としては
あまりに早すぎる
あっと言う間の木星♃魚座♓︎時間でした。
また少し逆行して魚座♓︎に
一時的に戻ってくるとはいえ…残念

今回の木星♃魚座♓︎時間は海王星♆も重なり
スペシャル感強めで
以前から楽しみにしていました。

行ってしまった木星♃に焦りつつ
木星♃が自分のサインに入っていた時間を
振り返ってみます。

息子の大学受験の思い出しかないです…
ほんとうに
ほんとうに大変な思い出しかない。
これが拡大と発展を象徴し
幸運の星と呼ばれる木星♃が
自分のサインに入った幸運期だとしたら
一般的な幸運期とはずいぶん違います。

幸運期というと何もかもスムーズに進む
イメージを持ってしまうからです。

幸運とは

幸運を辞書でひくと
「運がよいこと。めぐりあわせがよいさま。しあわせ。」
とあります。
占星術の木星♃の象徴するものとは違います。

石井ゆかりさんの
「耕耘期」の方がしっくりきます。

木星のくる時期は、私に言わせれば「幸運期」ではなくて「耕耘期」つまり、自分という畑がざくざくと耕されて、新しい可能性をセットされる時期、ということのようです。
多くの人が、木星が通り過ぎた後に述懐して
「あのときはほんとうに大変だった!」
と言います。
それは、それまでにないような出来事が起こり、生活やキャリアが根こそぎ変化した、という体験を意味していることが多いのです。

木星は、12年に一度の幸運をもってきてくれる星ではありません。そうではなく、12年かけて育て上げるための幸運の種を、土にまいていってくれるのです。雑草を抜き、岩や木の根を取り除き、
土を一面に掘り返して、どう育つかわからない小さな種をまいてもらうのですから、
その時期が
「楽しいだけの幸運期」
だなんて思えないわけです。
でも、その効力は1年で終わってしまうものでもなく、その後の12年間の幸運をしっかりと保証してくれるものなのです。

思うに、「幸運」とは、ただそのとき楽しく嬉しいことを言うのではないと思います。本当の幸運は、時間の中にあってきちんと育っていき、根を張ってくれるような、「続いていく」ものなのだと思います。

木星は「成長の星」です。その人をすくすくと成長させてくれる星なのです。
石井ゆかりの星占い教室のノート
石井ゆかり

個人的に
この木星♃の説明が一番腑に落ちます。
多くの占星術師が、
この耕耘期の表現を真似しているのにも納得。

木星♃は太陽系最大の天体で
発展・拡大・成長・善の意識・美徳・信頼・受容
といった社会的に良いとされることを
象徴しています。
それが幸運の星と呼ばれている由縁です。

でも、少し考えたらわかりますが
発展して成長している時期が
大変じゃないわけがないのです。
何かしら大きな動きを伴って発展し
努力があるから成長するのです。

では、
木星♃が自分のサインに入ったら大変なのか?
これも違うと思います。
私たちには意思の力が働くからです。
何もしなければ大変な思いもしないと思います。

大変でも挑戦したくなるのが
木星♃が
自分のサインに入った時なのかもしれません。

個人的な思い出

木星♃が自分のサインに入った時間は
本当に大変で大変で
大変でしかなかったけど…
この時間に体験したことは
全てがあまりに印象深くて
ずっと心に残るであろうことばかりでした。

理系からの文系変更で受ける大学が見つからず
体調不良になった息子を中心に
家族全体が不安になっていました。
ですが
家族で話をする機会が圧倒的に増えました。

息子の受験を家族、親戚も心配して
同じピリピリした空気を体験し
模試の結果に一喜一憂して
魚座♓︎、海王星♆の境界線を壊していく現象を
身を持って体感した日々でした。

息子を受験会場に送った時の
あの会場のたくさんの想いが
詰まった場の空気感を
いまだにはっきりと覚えていて
目頭が熱くなります。
ここまで辿り着けた達成感や
関係者全ての想いが痛いのです。

私が体験した木星♃が自分のサインに入る
12年に一度の幸運期は
他者から見たら全然大したことないだろう
と思います。
ただの息子の受験苦労話です。

ですが
私にとってはとても大きなものでした。

以前からこんな家族ではなかったです。
子どもが大きくなってから
それぞれが自分の時間を
持つようになっていました。
私は一方的に子ども達の心配をするだけ
一方通行で相互間を感じませんでした。

それが今回の息子の受験で変化しました。
家族の共有できるものが増えました。
本の貸し借りであったり
将来の話であったり
自分の今の状況であったり
それぞれが自分の話をすることで
一人では気づけなかったことに気づき
家族の誰かが解決法を教えてくれるのです。
心配してばかりだった子ども達は
今では私の仕事や人間関係にアドバイスを
くれるようにまでなっていて
成長を感じるばかりです。

木星♃がまいていった幸運の種は
一時的な楽しみではなくて
大切に育てていくものなのだろうと思います。

そんな息子の受験と共に終わった
幸運の木星♃時間ですが
物理的成果もありました。
息子のことに気を取られてましたが
会社で昇進しました。

2022年の2月獅子座♌︎満月🌕は
私の重要な個人天体の側で満月でした。
この日に
部長から昇進の知らせと
息子から合格の知らせを受けました。

満月は何かしら結果を受け取る時です。
これが
天空と私とのシンクロニシティ
外的世界と内的世界のシンクロニシティ
なのかなと感じます。

天空とのシンクロニシティ

トランジットの天体(今実際に運行している天体)
の影響は個人によって体験が様々です。
その人、個人にとって特別な時間で
教科書通りではないですが、
やはりその天体の象徴する何かしらの側面を
現象化させているのです。

実際は出生図の10天体、ハウス、軸など
様々な要素が絡まり複雑で
「12年に一度の幸運期」
という単純な話ではありませんが
自分の太陽☉サインに木星♃が
入る時間は体感できるものだと思います。

木星♃だけでなく
他の天体達が
自分のサインや天体、特に軸に
繋がりを持ったとき
大きく実感せざるを得ない出来事が起こります。

そうやって天空の星たちと
個人の自分が繋がっている実感は
産まれる時も死ぬ時も
一人のちっぽけな自分が
一人ではないのかもしれない
全部と繋がっているのかもしれない
と不思議な心強さをくれるのです。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?