story.00 papaのなりかた
「papaみたいなパパって、子どもにとって貴重だよね」
mamaからのひと言──
言われたときは、自覚もなく「そう??」みたいな感じ。
今、うちのmusumeは3歳。
1歳になるかならないかのころから、
二人だけで電車で出かけることもあったし、
2歳のときには二人で泊まりに出かけたこともあった。
musumeのことは大好きだけど、
別に子どもが好きなわけじゃない。嫌いではないけど。
musumeと二人で出かける理由も、「mamaを助けなきゃ」
っていう気持ちだけ。
(musumeよ、すまん……)
だから、父親っぽいことしてmusumeに好かれようとか、
いい父親になろうとか、
これっぽっちも考えていなかったし、余裕もなかった。
ただただmusumeと二人でいるときは、
─musumeに嫌われないように
─musumeが傷つかないように
─musumeにいい経験・体験をさせなきゃいけない
こんなことだけを考えていた。
思い出すだけでも、大変だったことばかりだ。
(mamaの方が大変なのは言わずもがなだけど)
だけど、いまではmusumeは”パパ大好きっ子”になり、
周りの子を持つ親たちからも”いい父親”だと言われ、
遊び場で出会う子どもたちからもよく懐かれるようになった。
日々悩み、工夫してきたことが、いつの間にか実を結んでいた。
おっぱいもなければ、接する時間も少ない父親にとって、
コミュニケーションが難しい時期に、
どれだけ子どもとの絆を深められるかが、
重要なんだと思う。
人それぞれ父親のなり方は違うし、子どもとの付き合い方も違う。
正解とか不正解もない。
まずは自分の”papaのなりかた”をブログに綴りながら、
他のpapaたちの話も聞いていきたい。
これから、よろしくお願いします。
【写真】ホップなmusume
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?