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パリで美術館三昧!③オランジュリー美術館(2023年8月)

 オランジュリー美術館は、チュイルリー庭園の一画にあります。元々は、冬の間オレンジなどの果樹を保護する温室があった場所だそうで、そこからオランジュリー(オレンジ)美術館という名前になったとのこと。ネーミングからして可愛らしく、また、大好きなモネの大作があるので、私的イチオシの美術館です。

 オランジュリー美術館も、ミュージアムパスで入れる美術館です。時間予約はしていませんでしたが、すぐに入れました。

 モネの作品以外もありますが、とにかく睡蓮!と思って、どきどきしながら美術館の奥へと進みます。

 そして…いよいよご対面!

 噂にも聞いていたし、ガイドブックの写真は何度も見ていたけれど、やはり本物を直接観るって全然違うなあと感じました。この絵を観れただけでも、パリに来てよかったと心から思いました。

とにかく大きいです。全体が入るように、斜めから一生懸命撮りました。
一枚一枚、描かれた季節や時間が異なります。
観る角度や方向によっても、印象が変わります。


 オランジュリー美術館には全部で8枚の睡蓮があり、4枚ずつ、二部屋に分かれて展示されていました。部屋の形が円形になっており、周りを囲むように展示されていて、真ん中にイスがあります。

 座って観たり、近くから観たり、遠くから観たり。写真を撮ったり、観てる人たちを眺めたり。みんな、穏やかな表情をしていました。
 一時間くらいいたでしょうか。去りがたかったけれど、そろそろ行かなくちゃと思って、後ろ髪を引かれながら睡蓮部屋を後にしました。必ずまた来るよ!と心の中で誓いながら。

絵にかなり近付いて観られるのが嬉しい。

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