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人間発達学・臨界期

仕事の中で勉強する人間発達学は、人間が生涯を通して、どのように発達していくかを学ぶ学問で、中々魅力ある学問のように思います。


発達とは、受胎から死に至るまでの人間の一生という過程において、個体と環境との相互作用によって生じる、身体、精神、行動などの様々な側面の質的
および、機能的変化を言うとあります。

発達をもたらす要素は
成長、成熟、学習。

この中で学習は、後天的に経験や教育、訓練などの環境要因によって発達の質的変化がもたらされるものとの説明。

これは私達が、年齢を重ねても努力次第でどうにでも変化出来ることを意味していると思います。

人間発達学の中で研究の結果、こうなると分かっている事はこころ嬉しい限りです。

日々嫌な事ばかり探さないで、
自分の成長につながることを、良いと思ったことを沢山やって行けたら、まだ成長し、成熟し、発達できる‥生きている意味があると言うものです。

また、人間の器官や機能の発達には、
決定的に重要な時期、
「臨界期 critical  period」(感受期)があるというのを知り、とても大切な、意味があります。
これから子育てをする人にも大切なことです。

その時期に適切な刺激がないと
正常な発達が阻害されるらしい‥

臨界期は生後発達の一定の時期にのみ起こるとされ、発達には適切な時期に適切な刺激や教育が必要であることを意味しています。
この話は自分に当てはめてたら納得いくかも知れません。

数年前に挿し木した山紫陽花

高齢者が増える現代。
発達が減衰する高齢期、と言われがちですが、精神的に安定し、社会生活に適応していく事は、まだ発達の過程にあるらしいのです。

決して、歳だからと言うことより、この知識を活かし、これをやろうとすることがとても大切な発達に繋がると、改めて思います。

また明日より、一層仕事にも励みたいものです。