見出し画像

フードエッセイ・『里芋まんじゅう」が出来ました

甘いものは極力避けている日常です。

里芋まんじゅうは甘くない。

砂糖を使わない優しい餡かけで料理屋さんでも、今の時期ならお品書きに有ります。


★ 『里芋まんじゅう』



良い里芋が手に入ったら作りたかったもの。

和食の良いところは出汁、醤油、酒、味醂をうまく使い、絶妙な味加減が身体に優しく感じられるところです。
季節の野菜を上手く使い、下ごしらえを丁寧にする事でメニューはいくらでも拡がります。


きょうはとっておきの料理、里芋料理

昨今は電子レンジで里芋を柔らかくする事も普通なのですが、やはり私は蒸し器を使います。

これはきっと子供の時から、何かを蒸して貰った時のワクワク感を忘れていないのか、やはり蒸したモノは美味しいような気がしています。
(忙しい時は勿論、レンジでも)


里芋まんじゅうの中に、海老と銀杏を入れると、より冬らしい料理になります。
何も入れなくても美味しいですが、中から海老や銀杏が出てくると嬉しいものです…


皮つきの里芋を蒸してつぶす。
中身を包んで丸くまるめて片栗粉


少々熱くて皮はむきにくいけれど、里芋蒸すと、皮はつるんとむけて気持ちの良い事。
これがまた快感かと…
里芋はつぶしてから中に、銀杏とエビを入れ丸め、最後に片栗粉をまぶします。


★ 里芋まんじゅうを揚げ焼き

米油で揚げ焼きします



出汁と薄口醤油、味醂の餡掛け


◎美味しそうな焦げ目が付く位まで揚げ焼きします


鳥取の岩美町、『眞名焼』の御茶碗に盛り付け

きょうは餡かけにしてみました。
お醤油やポン酢を付けても良いかなとお好みです…

○ 里芋は熱い内につぶすのがコツ。
○ エビは生のまま使います。
○これにパン粉をつけたら里芋コロッケに。


副菜よりもお酒の肴にもなります。
山葵をつけて召し上がります。
寒くなり、益々食欲が増してきました。。。

それではまた🍀