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滅多に出会うことのないこの先が本気で心配になる出会い

2023年12月。
ベネさんとトムヒがコミコンで来日する!
というので、すっかり舞い上がっていたその時の私は
「来年(2024年)はベネさんとトムヒ中心で洋画洋ドラの年になる!」
と思っていた。
それが今、どうだろう。
私はすっかり全然違うものに心を奪われ、新年明けてからずっと感情をぐちゃぐちゃにされてしまっている。

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私自身、元々幼い頃から映画を観る機会が多い中で育ってきた人間で、
米国のものや文化とは深い縁があるというのもあり特に洋画というものは受動的に目に入ることが多かった。
なのでそういう経緯もあって映画を観るのがとにかくすごく好きだ。
ここしばらくは他の趣味で心を踊らされていたため全然映画を観ていなかったわけだが、
ベネさんとトムヒの来日により、やっぱり映画が好きだ!という感情に再度火をつけていただいた。

コミコンが終わってしばらく経った後、
しばらく映画を観れていなかった反動でウォッチリストに入れていた作品を観てみようかなとなった。

そうして12月25日のクリスマス、とある映画を観た。
前々からすごく気になっていた『赤と白とロイヤルブルー』という映画。

そうして、とある人物にであってしまった。
ニコラス・ガリツィン。
私は今、彼に心を抉られている。

正直、なんで出会ってしまったんだろうかと結構ダメージを受けている。
理由は、とてつもなく好きと好みの塊寄せ集めすぎる人物だからだ。
好きが溢れすぎて少し苦しいくらいには好きが止まらなくて、これは本当に大丈夫なのだろうかと少し戸惑っている。
もうこれは一種の”恋”と呼んでもいいのかもしれない。

生息拠点地にも貼ったもの再掲、
好みすぎて本当に本当に困るよ

これは完全に私の素性に近い日常生活のプライベートな話になるのだが、
私自身趣味好物大好きなオタクではあるものの、日常生活では恋愛でかなり悩むタイプの人生を送ってきた。
(悩んできたからこそ今全然動じなくなってきたが)
そして学生の頃、同級生に一目惚れをしたことがある。
今まで何人かの人を好きになったことがあるが(毎回ほとんど片想い)、人生で一目惚れしたことがある人と言ったら多分その一人だけだと思う。
その一目惚れした男子もまた、私の好みと好きの塊寄せ集めみたいな人だった。
その人とは2年半くらい恋愛関係になり、人生の価値観の違いでお別れすることとなったわけだが、
今までの恋愛の中でも特に良い恋愛だったなと思うくらい、好きになれて本当に良かったなと思える人だった。

そんな過去の恋愛事情はさておき、話を戻すと、
ニコラス・ガリツィンという人物もまた、私の好きな要素を全部寄せ集めたみたいな人なのだ。
本当にどうしてくれるんだ、と言いたい。
だいぶ困ったことになっている。
出会うフィールドを完全に間違えすぎている。

自分がこれからこうなりたいな〜と思い描いている歩みたい人生において、
プライベートでやってみたいこと、経験してみたいこと、興味があることなど色々やりたいことがあるのにも関わらず、
そういったことへの事柄に対して心配になるほどの感情だ。
本当に心配している。
この先、このガリツィン以上に誰かのことを好きになれるだろうか……となるくらいに本当に心配している。
“好き”のハードルがとんでもなく上がるではないか、と。
ここまで完璧なものを揃えて提供されてしまうと、それ以外のものでは物足りなくなってしまうではないか、と。
どんどん理想が高くなってしまうではないか、と。
今まで雑食多趣味に色々なベクトルでそれぞれの対象に対して好き!!となるものが多かったはずなのだが、そういう感じを覆されるほどの出会いはかなり稀だ。
こういう出会いは現実の日常生活の場に残しておくべきだったろうよ、と。
画面越しに好みドストライクに出会ってどうすんのよという話なのだ。

自分の二次創作用の生息地の記事『らくがき:好きの塊寄せ集めすぎて大混乱』にもだいぶ狂った内容を垂れ流したわけだが、

なんかもう本当にこの感情はどうしたら良いんでしょうか。
好きという感情の歯止めが効かない。
好みすぎて感情がぐちゃるため、あんまり視界にいれないように考えないようにしているほどだ。

そろそろ15年くらいオタク人間として生きているわけだが、こんな気持ちになるほどの好物との出会いはあまり出会えるものではない。
いや、というか日常の世界でも本当に本当に稀なのに。
という話なんだよ。
良いのか悪いのかどっちとも言えない感覚。

なのでもうこの際、この感情をモチベーションにして自分磨きでもしてみようかなという気持ちになっている。
毎日を頑張る活力として、創作意欲や今後の活動の糧として。
そうやって上手くこの歯止めが効かない感情を日々に運用していくのが一番いい気がしている。
この出会いを大いに活用させていただくことにする。
そして、ここまでタイプだなと思える人がこの世に存在するもんなんだな〜、というので新たな発見が出来たのはよかったなと思う。
そして本当に好みだと感じる人物に出会うことへの危険性も。

ニコラス・ガリツィン、好みの塊すぎて本当に本当に困ったもんだ。

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