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死亡保険は生きてるうちに受給できることを知っておこう

生きたまま死亡保険をもらう

まるで犯罪ドラマのようなタイトルで申し訳ありませんが、死んだ時にもらえる死亡保険を、生きたままもらうことが出来る制度のことを知らない人は多いです。

各生命保険会社や、共済に加入している方は、ぜひ加入先に問合せをしてください。(対応していない会社もあるかもしれません)

その内容とは

内容としましては、重度認知症であったり、寝たきりで意識もあるのかないのかのような段階になった場合、「死亡扱い」にする手続きをしてもらうことです。
そうすることで契約を終了させ、生きたまま死亡保険金を丸ごと受給できる、という制度です。

最近の保険は終身が多いですが、昔の保険は85才や、90才くらいで終了する保険が普通にありました。私の父親も 85才で終わる保険に入っています。

保険会社に相談をして、父が 84才10ヵ月くらいになったら、死亡扱いの手続きをして死亡保険を受給することにしました。

84才10ヵ月? なぜ今日すぐにしないの?

なぜすぐに手続きをしないのかと言うと、父の保険が入院保障付の保険だからです。入院することになったら、やはり保険があるのは心強いです。
また将来ホスピスに入る場合も、保険は使用できますので、ギリギリまで残しておくことにしました。
ホスピスで保険金が使える理由はコチラ↓

いくら入院保障があるといっても  85才になれば終了する保険なのですから、85才になったら入院しても死亡しても、1円もお金は出なくなります。

なので、84才10ヵ月になったら、死亡保険がもらえる手続きをして死亡保険金をしっかりいただこうと思っています。これは不正でもなんでもなく、ちゃんとした手続きであり、保険会社に電話をしたところ、普通に教えてもらえました。

高卒から定年まで転職もせず家族のために働いて、父が支払っていた掛け金です。まだ生きていますが、しっかり死亡保険を合法的にいただき、そのお金で両親には、残り少ない夫婦の時間を豊かに送ってもらいたい。

食べることにはわずかに執着を残している父なので、そのお金で好きな物を好きなだけ食べさせたいです。

このように合法的に介護費を捻出する方法もあるのです。
介護の話題は元気なうちは興味がなく、元気がなくなったら調べる気力もなくなり、知ったところで手続きする体力もなくなります。

元気な今のうちに、いろいろな制度を知って欲しいと思っています。



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