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最近気になることば:デジタルネイティブとSociety5.0

 今回は最近気になっていることばについての覚え書きです。まさにnoteですね。ヘッダーはエクセルで描いたキーボードです。

 1つ目は「デジタルネイティブ」世代。これはいつ頃以降に生まれた人についていうのか参照したWeb記事によってまちまちでしたが、1980年代や1990年代生まれ以降という記事を見ました。私は自分は入っていないと思っています。私の大学時代には、パソコンを1人1台持っているような状態ではなく、レポートも2年生まで手書きで出していました。それが今の大学の学生さんたちは、はじめからパソコンでレポートを(Microsoft Wordなどで)書いているようです。

 また、情報収集についても、私が大学生の頃はインターネットでの情報収集は「あまり良くないもの」とされ、ちゃんと書籍などの紙媒体をを集めて読めと言われていました。

 スマホを使いこなせる若者たちが、必ずしもパソコンも使い慣れているとは言えない状況のようです。むしろ、スマホで済むのでパソコンを使う機会が少なく、スマホのフリック入力の方がパソコンのキーボード入力より速い人も珍しくはないようです。これは、パソコンが当たり前と思っている世代が、新入社員など後輩を指導するときに気をつけなければならない注意点だと思います。

 2つ目はSociety 5.0。これについても私はまだほとんど何も学んでいませんが、政策の議論などでさかんに用いられるようになっている印象です。こうした新しい時代という設定をすることの良い点と、本当に段階が違うのかを考える批判的視点が必要だと思っています。これについては改めて勉強して、またnoteに書いてみたいと思います。

 上記の2つの変化について、私は自分の置かれた状況との対比もしつつ、しかし自分の置かれた状況を他の世代に押し付けることなく、議論をすることが大切だと思っています。むしろ世代論自体が意味がないかもしれません。

 最後に少しだけ地理と結びつけると、上記の変化が「現実の地理」にもたらす変化にも気をつけていきたいと考えています。グローバルが強調されるほどローカルが重要性を増すという逆説があるように、デジタル空間が進展することで現実空間の重要性が増すということもたくさんあると思います。

 社会は日々変わっていきますが、その状況を確かめ、受けいれ、ともに考えるということを大切にしたいです。

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