旅楽団 エピローグ

【エピローグ】
僕たちの旅は、それからも続いている。
困ったこともいっぱい続いているよ。
青空デンデンムシの兄弟の実家に行ったり、
大きな雷の木に会いに行かなくてはいけなかったり、
変な教授に地図を作り直してもらいに行ったりね。
銀鱈狐は相変わらずタクトを狙っているし、
もちろん演奏も続けているよ。

旅楽団だもの。

まだまだね。
いつか機会があれば、この続きの話を話そうと思う。

そうして、僕は…、
いいや僕らは、あの時、銀鱈狐が言っていた「夢やら希望やら努力の詰まった結晶」って物を持っていたに違いなく、そうしてそれは僕たちが忘れさえしなければ、きっと花開くんだ。

青臭いけれど、この時は
「そぅ、思ったんだ。ぶぅ」

2004年1月25日
2020年8月10日(再編集)

英(はな)

ひとまずストックがなくなりましたので これにて少しお休みいたします。 また書き貯まったら帰ってきます。 ぜひ他の物語も読んでもらえると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。 わんわん