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「さくら、もゆ。」実況メモ①~OPまで


クッソどうでもいい前置き自分語り

私が勝手に心の中で「師匠」と仰いでいるエロゲーマーの一人に弓川さんがいるのだが(なんたって自分のやっている「実況メモ」というプレイスタイルは完全に弓川さんのパクリだからね!)、先日、彼が「ノベルゲームを作ります」と宣言した。曰く、「”とある作品”の物語を私の中でだけ否定するために」と…

弓川さんのいう「とある作品」とは、間違いなく「さくら、もゆ。 ―as the Night’s,Reincarnation―」のことだ。

「さくら、もゆ。」、その名前は知っている。

曰く、「幸せを探し出すための物語」なのだと…
曰く、「あなたの人生のための物語」なのだと…


本作は、2019年のベストエロゲランキング一位ということもあって、機会があれば是非ともやってみたいと前々から思っていた作品だ。
しかし、なかなかDMMのセール対象にならないので、購入へと踏ん切りがつかず、後回しにされていた。そうして「次に安くなったら買おう」などと考えているうちに、気づけば発売からおよそ5年という歳月がながれてしまったのだ。毎度のことながら、時の流れというのはまことに早いものである。

とはいえ、気になっていた作品ではあったので、ネタバレに触れない程度の感想はこれまでにも幾つか読んでいた。直近でも、灯翠さんの記事を拝読させていただいたばかりだ↓

ありがてぇ、ありがてぇ。
ちょうど「さくら、もゆ。」に興味を抱いていた私にとって、灯翠さんの布教記事はとてもタイムリーだった。…(余談ですが、「好きな作品」を布教できる人って、なんだか羨ましく思ってしまいます。私がnoteを始めた理由の一つに、一番好きなアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」を布教する、というものがあったのですが、こちらは未だに果たされていません。好きな作品を語ろうとすると、驚くほど言葉が出ないのです。くやしい😭)


で、氏のレビューを一読してみたところ、どうやらこの「さくら、もゆ。」という作品は、”感情を動かす”というその一点に関して比類なき力を持っているのだという、何だか確信めいた予感が私の中には生まれた。なにせ、氏に「さくら、もゆ。は、私にとっての最幸の出逢いであり、宝物のような作品です。」と言わしめるくらいなのだから。…思い返せば、過去私が読んできた数々の感想も、氏と同様の評価をしていたものが多かったし、その様はなんだか”熱”に浮かされているようでもあった。それだけ、本作の持つ”エネルギー”は大きいということなのだろうか?気になる…🧐

…しかし同時に、こんな噂もよく耳にする。
曰く、「あまりにも文章がヤバい物語」なのだと…

…私は、「ビジュアルノベル」において一番大切なのは”文章”であると思っている。仮にも「ノベル」を名乗る以上、”文章”とは作品を構成するためのいわば屋台骨であり、これを欠いてしまえば作品そのものが瓦解しかねないほどに、肝心かなめの最も大切な部分なのである、と。「文章なくして名作なし」とさえ、私はずっと思ってきた(今も実際そう思っている)。

…だが、この考えはもしかすると「ビジュアルノベル」の持つ可能性を私が見縊っているだけなのかもしれない。確かに、これが「小説」であったのならば致命的だ。しかし、本作は「ビジュアルノベル」である。絵と音楽と文章とが織りなす”総合芸術”なのである。たとえ文章が拙くとも、それはただちに「物語」を毀損しないと信じたい。絵と音楽が、優しく包み込むようにフォローしてくれると信じたい。ビジュアルノベルとは、そのような相互互助が成立する豊かな可能性に溢れたフォーマットなのだと信じたい。「さくらもゆ」のレビューを見ていると、そう思えてくる。


灯翠さんと、そして師である弓川さん(勝手に師匠にすなーっ!👆💦)にああまで言わしめた作品なのだから、これはもう、すぐにでもやるしかないだろう。私はDMMで購入を決めた。


願わくば、これが「私のための物語」になりますように。

実況メモ

ここから先は、リアルタイムでプレイしている「さくら、もゆ。」の実況メモをひたすら垂れ流していきます!完全初見プレイのメモなので、見当違いの予想を立てている可能性大です!それではどうぞ!

はじまり!タイトルの謎マークって三日月なのね…タイトル画面だとわかりやすい。エロゲでは朔の日によく奇跡が起こるから、これは下弦の月?

お~いきなり満月…やっぱり上弦の月?

満月と桜の舞い散る鉄道で二人きり…
実質銀河鉄道の夜だな、最近読んだ(こじつけ)
この娘がカムパネルラポジション?
ならきっとこの娘を助けるためにループするんでしょ(適当)

聞き取れない言葉は伏線か…
”夢”、”心”、”夜”、”魔法”と強調される単語が多い

主人公が持っている鍵?も三日月のマーク…

なんだこの破廉恥な私服!?(驚愕)
そりゃ、くしゃみもしますわ…この子が冒頭に一緒にいた娘?


”夜”の中?
”夜”って結界かなにかの隠語?
「入り口はいつも”夢”の中」…多分言葉の意味が普通と違うっぽいので要注意

ていうか本作シーンジャンプないの?ショック…!

>「うそつきな私には」…また信頼できない語り手か壊れるなあ
チョコをちゃんと買ったとアピール。昔は盗み癖があったん?
この子、猫の姿になれるのか…じゃあ主人公はタイガーだし虎に変身だな!

お~右クリックでCGが拡大⇔縮小できる!なんだこの機能!?

「そしてあの子を取り戻す」…それはクロのこと?

冒頭で「杜の夜へようこそ~」って言っていた人?
この娘を取り戻すのか?プレイヤーに開示される情報が少ないので全部がミスリードに見える全身疑心暗鬼状態!

お、イケメン悪友枠。そのヘアピンはすごくバカっぽいwww
「兎蛙」ってすごい苗字だな。登場人物全員動物の名前が入っているの?

おい主人公、全国のナジミスト(※幼馴染み至上主義者)達に対する宣戦布告か?もう許せるぞオイ!(※ちなみに私はナジミストではない)

なんか独特なCG。バスは写実的なのに、顔がデフォルメされた人々がコラージュみたいに貼り付けられていて違和感が凄い。これは犬カレー空間ですね、間違いない…

十年前に魔法少女が世界を救ったらしいけどホント?

お、悪友に思いを寄せている系ヒロインって珍しくない?そのまま悪友とくっつけ~主人公堕ちするな~(念を送る)

駄目みたいですね(諦観)
「ちっこい」連呼するとかデリカシーなさすぎだろこの主人公

ほ~んとこれ
じゃけん悪友に乗り換えましょうね~
千和へのいじり方がマジでキモイので壮大にフラれてほしいこの主人公

はえ~蒸気機関車が廃線のまま放置されている町とかなんかお洒落

猫が人語を喋り、夜になると魔法を使い、かつて不死者と戦っていたと…
おまけに過去と未来を繋ぐ蒸気機関車が町のどこかに眠っていると…
猫だけが暮らす猫の国(太陽の眠る国=夜)があると
一気に情報開示されたな。

三人の魔法少女
猫耳がいないからクロではない?
なんだか「銃」に関連するワードが多いな…誰が「引き金」を引いたかがポイントなの?

いいじゃん、ヒーローじゃなくても、女の子に守ってもらっても
救済願望なんて捨てちまえYO

相変わらずコラージュされたかの如き背景。人物が色彩を失っているのは背景美術を際立たせるためなのか、それとも…

マジでこの主人公不快なんだが。千和ちゃんこいつ殴って良いぞ!

しゃあ!代わりにひよちゃんが怒りの頭突きを喰らわせてくれた!
ざまあああああああああ

とりあえずヒロイン全員に(表面上は)嫌われている感じなん?
もうみんなともちゃんにNTRれて、終わりでいいんじゃない(適当)

…正直ここら辺のノリはカルピス原液並みにあまあますぎて私にはキツい。

「あの子」っていうのがどうもミスリード臭がする。多分クロじゃないと思う。

「人生は穴掘りだ」by智仁
良いこと言うじゃん智ちゃん!もう智仁が主人公でおk

なんかこのSDキャラだと千和ちゃんがシィルにしか見えねえ

4人?あ~なんとなくわかった。主人公のいう”あの子”って3人の魔法少女のうちの一人か。今はいないっぽいけど。ってことはその子も幼馴染みなん?ナジミスト向けのゲームですねこれは…

今のところ文章は全然大丈夫だけど、主人公がキモすぎて生理的にもぅマヂ無理…

ここまでひよちゃんの腹ペコキャラっぷりをアピールするということは何かありそうだな。

>「それでも俺には貰い手がつかなかった」
もしかして主人公って猫?さっき三人に反応していたのは「人」ではなく「匹」だから?というか登場人物全員猫なんじゃ…

今日一日ずっと主人公についてきていたらしいクロ
なんかもう全ての行動が伏線として回収されていきそうで嫌だな~

ほう、今度は魔法少女ではなく”魔法使い”ですか…

あさひさんが読んでいる小説ってなんだろう?
瞬く星の海を渡る列車のお話…「銀河鉄道の夜」ではないよな?
猫は登場してなかったはずだし

魔法使いが”銃”で、魔法少女が”弾丸”ねぇ…
つまり彼女たちは消耗品ってこと?「さくら、もゆ。」って特攻兵器の暗喩なの?それは嫌だな~。実質魔法少女消耗戦線じゃん

はあ…こうした「主人公」の手に「ヒロイン」たちの運命が委ねられる展開には自分は全然ノレないので、どうかこの予定調和の未来が打ち抜かれることを願う。つ~か「彼女らの人生を最高のハッピーエンドに導いてあげて欲しい」とかさあ…何様なん?

冒頭の時と声が違くな~い?小鳥居夕花さんっぽい…

十夜と夜の町を見回り。ん~この夜の街は10年前から停滞し続けているかんじなのかな?主人公のモノローグの際にクローズアップされる満月が妙に写実的で薄気味悪い。

夜の街を優雅に漂う魚の形をした”悪夢”を回収していく主人公たち
なかなかいい雰囲気

探索を続けていると、”迷子”と呼ばれる一人の少女と出会う。
なんでも、この夜の街から朝への帰り方がわからなくなってしまったのだとか…

なんかサイバーパンクっぽいリボルバー!かっけ~
これ銃身がないのか…なんか意味ありげ

迷子となった少女を救うための行為が、少女に銃を向けるという構図をとる、というのはなんだか倒錯的だな~とか思っていたら少女は打ち抜かれてそのまま消滅してしまった…やはり「銃」で命は救えないのですね、むべなるかな
(言い方に語弊がありますね。少女は既に手遅れで、夜の街に取り込まれ”悪夢”に変貌していました。こうなると、もう消滅させるしかないようです。)

え、迷子の少女生きているの?しかも悪夢に変わる前に食い止めたと…
先の文章とは矛盾する証言。
これは十夜を心配させないために嘘をついているのか、それとも先に見せた「少し先の未来を見る」という魔法はデコイで、本当はループして結果を改竄したのか…?
→どうやらただ取り逃がしただけらしい。ええ…仕留めたんじゃないのかよ。ただ、この証言も文章と微妙に食い違っているように思えるので、正直なんもわからん。全部がミスリードにみえる。

う~ん主人公の自己陶酔的で独り善がりなヒロイック願望がきつい。てめえの恰好つける為のお遊びじゃねえんだぞ?この夜の街の見回りは…
これが危険な仕事だという自覚がまるで足りていないように思う。

お~メッチャ綺麗!!!花弁が滑らかに動いてる!!!なんだか不気味なほどに美しい桜が建物どころか街そのものを侵食しているようで、まさに異形の世界といった感じ。これが夜の国?
異業に包まれた世界から帰宅する主人公たち。え、さっきの迷子の少女は放置して大丈夫なの…?

帰宅すると謎の美少女が…この子が三人目の魔法少女か?

お~そしてOP!さっきの子はハルっていうのか、すげえ重要そうな名前。

キリがいいから一旦ここまでにしておこう。

まとめ

どれほどの悪文かと期待していたのだが、多少冗長な部分があるだけで、特に気にするほどでもなかった印象。ただし強調されている単語が滅茶苦茶多かったり、いちいち意味深な物言いをするので、「何か裏があるのでは?」と逐一勘ぐってしまう。もう全部怪しく見える。これはこれで楽しいけど

今のところ登場人物の全員が主人公への好感度既にMAX、そして主人公の性格が私とは合わないということもあって、人間関係が変化していく過程に萌えることが出来なさそうなのが残念。どうかこの予感を覆してくれ~

つづく

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