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動いてみたら、はじまった。

はじめまして。上田千尋です。

言葉の企画」に聴講生みたいにおじゃまさせていただいた、関西の就活生です。

阿部さんをはじめとする、ここで出会ったみなさんへの感謝の気持ちをこめて、わたしも noteで伝えてみたいと思います。 ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

とにかく、言葉の企画はすっごくキラキラした空間でした。

あそこにいた人たち、みんなかっこいい。たぶんこれからの人生で過去を振り返ったとき、この日のことを思い出すんやろうなぁって。そのくらい自分にとって刺激的で、こんな世界があるのかと視界がぶわっと広がった、そんなかけがえのない1日でした。 


そこで、なんでここに参加させてもらうことになったかというところからお話したいなと思います。

わたしは今就職活動をしていて、「自分って何がしたいんやろう?」とずっと思っていて。考えれば考えるほどわからなくなっていて。

そんな悩みと焦りでうわーってなっているとき阿部さんの本に出会いました。

「待っていても、はじまらない。」

阿部さんの“泥水をすするような3年間”。そして裏表紙にあった「きっと大丈夫。」のメッセージ。なにか自分にも希望を感じさせてくれて背中をそっと押してもらえたような気がして、自分も逃げたくない、と思いました。

それと同時に「どうしても阿部さんに会いたい!」とも思って。

(…待っていても、はじまらへんよなぁ。)

自分の気持ちに素直になって動いてみよう、と阿部さんにDMを送ってしまいました。ちょうど日曜日に面接で東京に行くのでその前日にOB訪問させていただけませんか、と。

そして、そんなあつかましいお願いだったにもかかわらず、阿部さんはお返事をくださり、言葉の企画2019の第1回に立ち会わせていただくことになりました。

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朝早くの新幹線にとびのって着いた横浜は、今まで自分が生きてきた世界と空気がちがう。しかも、BUKATSUDOの中の空気はもっとちがう。

すごいところに来てしまったな、今までの生活と全くちがうところにふみこもうとしてるな、自分。すごく怯えながら、ちょっと恥ずかしくて、でもそれ以上にわくわくしていて。あ、自分もこんな環境にいたい、とも思いました。まだ憧れでしかないのかもしれないけど、漠然とした、自分の“ありたい姿”が少し見えた気がしました。

そこでの阿部さんの講義では、言葉のひとつひとつを聞き逃したくないぐらい大切で。言葉ってすごいなぁ、おもしろいなぁ、こんな授業が大学でもあったらいいのになぁ、と心の底から思いました。

全部書き出したいんですがキリがないので、ここではひとつだけ。 言葉とはなにか?というお話。

・心を種にして言葉になる。(古今和歌集)
・言葉とは“心に思うことを、相手に伝える手段の全て”であり、“心のインフラ”である。

文字だけが「言葉」じゃない。書き言葉も、話し言葉も、手話も、歌も、ダンスも、写真も、映像も、ぜんぶ広義で「言葉」なのだと。だからこそ、伝えようとする姿勢こそが、もう「言葉」になっているのかもしれないな、とも思いました。

そして、わたしも言葉を大切にして生きていきたい。今は苦手だけど、めんどくさがらずにちゃんとこだわりたい。当たり前なことかもしれないけど、逃げずに言葉と向き合いたいと思いました。

それと、阿部さんや企画生のみなさんと直接お話させてもらえたこともほんとにありがたくて。

そこで感じたのが、言葉を大切にする人は人の気持ちを大切にできる人なんじゃないかな、と。 みなさん心のインフラが整っていらっしゃる。新幹線みたいに一瞬でこっちまでびゅーんって来てくださる。

優しい言葉をくださったり、応援してもらったり、すぐに自分を見抜かれてしまったり。

そういうときに涙が出てしまう。これってなんでなのでしょうか。

いま思い返せば、昔からこういうことはよくあって。受験前、塾の先生に自分のことをわかってもらえて、大丈夫だよ頑張れ、って言葉をかけてもらったときに、ぶわああって気持ちが溢れてしまうあの感じ。。

嬉し涙、とはちょっとちがう。安心感?感動?感激?感極まって?
・・・いろいろ考えてみてもしっくりくる表現が見つからず。。もし、これを読んでくださってる方がいれば、この現象、こういう涙になんて名前をつけますか?ぜひお聞きしてみたいです。

ちょっと話がずれてしまいましたが久しぶりにこの感覚があって。

自意識過剰なのかもしれないのですが、人の優しさに触れたというか、あたたかさに包まれたというか、愛を感じたというか、うーん、すごく“満たされた”そんな感覚でした。

そして、頑張るしかないなぁ、と思ったと同時にすこし自分が強くなれた気がしました。

正直、面と向かってお話ししてくださってた阿部さんの目を思い出しただけでも、また涙がでてきそうです。笑

あ、もしかして、目も究極の「言葉」なのかも…

•●•

そして、翌日の2次面接。

本社のどでかいビルに怯えながら、自信、とまではいかないですが、ひとつ成長した自分を持っていけたなぁとは感じていて。社員さんとの会話も楽しかったし、正直自分を出し切れた感覚、相手に伝わったような感覚がありました。

でも、結果としては、選考を進むことはできず。

悪くなかったと思っていただけに悔しくて、しかも働いているところが想像できたつもりでいたからこそ、これって自分勝手な片思いだったのだなぁとなおさら寂しくなってしまいました。

大丈夫だよって言ってくださった方、ほんとにすみません。自分が情けなくて、恥ずかしい。

でも、今回の会社にはご縁はなかったけれども、自分の就職がどうなったとしても、この日が自分にとって大事な存在であることには絶対に変わりはなくて。なにかがはじまった日であることには変わりはなくて。

今まで、考えるだけで動けなかった自分。

でも、「待っていても、はじまらない。
という言葉のおかげで行動を起こせた自分。

動いてみたから、はじまったんだ、と
数日前の自分をすこし褒めつつ。

ほんとにこの日があったからこそやりきったとも思ってて、第1志望の会社に対しての後悔はありません。でも、正直なところ、自分の就職活動のモチベーションがその会社だったので、ちょっと立ち止まっていて。でも、今の自分には立ち止まって考えることも必要なのかなと。

まだまだ、自分が納得できるまで就職活動頑張ります。

いつか、阿部さんをはじめとするここでお会いしたみなさんのように、言葉を大切にして、人を大切にできて、自分の夢や目標に向かって努力し続けて、それをうまく言葉で伝えられて、誰かの背中をそっと押せるような、そんなかっこいい社会人になりたいなと思います。

そして、そんな人たちと出会えるような環境にこれからもとびこんでいきたいと思います。

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ここまで読んでくださった方、
ほんとうにありがとうございました。

note書くのってむずかしい。改めて伝えようとするのってむずかしい。しかも恥ずかしい。でも、伝えたい。もっとうまく自分の気持ちが伝わるよう言葉を使えるようになりたい。

せっかくnoteを書いてみる機会を得たのだからこれからうまく使っていこう。

もしよかったら成長を見届けていただけたら、、、いや、「そういえば、言葉の企画2019の初回にとびこんできた就活生いたな」と、記憶の片隅に置いておいてもらえたら。またあつかましいお願いかもしれませんがそれだけでとても嬉しいです。

それと、あのときウチに入社してもらえばよかったって御社の社員さんに言わせたいな。くそっ…!

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そうそうそう、

たまたま横に座られた近藤さんに初対面にもかかわらず一言でわたしを言い表されました。

ポジティブなドM

どういうところからそう思われたのかはわからないんですが、まさにそうかもしれないなと。笑

わりと、大変なことにぶつかると楽しくなる。もちろん悩むし苦しむけど、どこかあえて困難そうな方を選んでしまう自分がいる。

あと初対面の人と話すのとか知らない土地に行くことが好きで。そういう未知のものに向かっていくのが楽しい。そういうところか…

自己分析の新しい切り口をいただきました。
このネタは使えそう。。もっと深めていきます。

そしてポジティブなドMらしく、もっともっと動いていこう。

ほんとに、気さくにいろいろとお話してくださって、ありがとうございました。

(その後、アドタイの記事に載ってらっしゃるのを見つけてびっくりしました。あの話題になった早慶戦のコピーを書かれた方とお話しさせてもらっていたとは…!)


さいごに、就活をしていて1番思うこと。本当に自分は周りに恵まれているなぁと。感謝の気持ちを言葉で伝えるには全然足らなくて。だからこそ、自分の行動、結果で示したい。頑張ろう。


おわり


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