見出し画像

逆ソクラテス

概要

著者 伊坂幸太郎
発行日 2020年4月24日
発行元 集英社
受賞 2021年本屋大賞ノミネート作
   第33回柴田錬三郎賞受賞作

目次
p.7   逆ソクラテス
p.73 スロウではない
p.119  非オプティマス
p.189  アンスポーツマンライク
p.255  逆ワシントン

あらすじ

「敵は先入観だよ」
学力も運動もそこそこの小学6年生の僕は、
転校生の安斎から、
突然ある作戦を持ちかけられる。
カンニングから始まったその計画は、
クラスメイトや担任の先生を巻き込んで、
予想外の結末を迎える。
果たして逆転劇になるのか!?
(「逆ソクラテスのあらすじ」)

感想

小学校が舞台の短編集。
“逆ソクラテス”とは
「自分がいかに知らないかをしならい」人、
「何もかも分かっている気になっている」人
という意味。

小学生はまだまだ知らない事も多く、
どうやったら大人に対抗できるのか、
子ども世界の苦しみから脱出できるのかを
一生懸命考え、試行錯誤していく
お話が盛りだくさんの小説。

子どもの時はこうだったな、
こんな事考えてたなと
子どもの頃の考えを
思い出させてくれる事が多かった。

現在子どもを相手にする仕事をしている為、
子どもの気持ちを思いださせてくれてありがとう
という気持ちになりました。

今度もしっかりと子ども達に
寄り添っていきたいと感じました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?