【HSP気質】任天堂Switch「florence」がすごく良かった

ゲームをするのが好きで、以前から気になっていたゲームをついにプレイしてみました。

任天堂Switch「florence」

「florence」はフローレンスという女性を主人公に、言葉が飛び交うことのなく穏やかな音楽と共に漫画形式で進む彼女の生活を覗いていくようなゲームでした。

絵だけがスライドショーのように進んでいくので、どんな気持ちなんだろう？と想像しながらプレイしていくような感じです。

↓参考までに記事をひとつ貼っておきます。

https://www.google.co.jp/amp/s/game.watch.impress.co.jp/docs/news/1234/129/amp.index.html

とにかくゲーム画面がシンプルで、綺麗。

そして、なんと言っても表現が本当に心地良い。

フローレンスと彼氏との恋模様を描いているのですが、二人が寄り添うシーンや喧嘩をするシーンの表現は素晴らしかったです。

特に、個人的には喧嘩のシーンに感動しました。

フローレンスが話している吹き出しの中身をパズルのように埋めていくだけの簡単な操作なのですが、ひとつ吹き出しを埋めると、彼氏の吹き出しがバババッと表示され、その後のフローレンスの吹き出しもスムーズにパズルにはめてあげないと、喧嘩に圧倒されてしまっていく感覚になりました。

喧嘩したくないのに、喧嘩になってしまう。

落ち着きたいのに焦って落ち着かなくなってしまう。

喧嘩の時に誰もが感じるような気持ちを、ゲームで味わうとは思いませんでした。

HSP気質な部分もあるわたしとしては、人との関係で感じる心地よさや違和感が、すごくよく可視化されていて感動しました。

普段の生活の何気ないシーンもフローレンスのシーンが蘇ってきそうなほど、優しくて切ないけれど良い衝撃のあるゲームだと思います。

色使いや音楽も優しめでしたので、落ち着いてプレイできると思います。

わたしがプレイしたのは任天堂Switch版でしたが、APP storeでも販売されているので、興味がある方は是非プレイしてみてください。

HSPさんなら、そうそう！こんな感じ！こんな感覚になる！と共感できるシーンがあると思います。

決して元気がもらえるゲームではないと思いますが、プレイ後はどこか優しい気持ちにさせてくれて、子供時代の自分をハグしてあげたくなるような気持ちになりました。