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売れない時期の精神状態の保ち方について

こんばんは、珍貝マコトです。

同人AV監督・制作者としてFC2コンテンツマーケットを中心にデジタルコンテンツ販売を行っています。2021年は年間販売者ランキングトップ100にランクインしました

今回は、

事業の段階によって考え方を意識的に変えていくと上手くやっていけるよ

的な話をします。

みなさんは精神状態を常に安定した状態に保てますか?僕は無理です。だって気分には波があるし、気分落ち込んでいる時に事業の調子が悪かったら「もうやーめた!」みたいになっちゃいますよ。

それが普通です。誰でも事業が上手くいっている時は調子がいいし、事業が上手くいかなかったら落ち込むものです。特に自分が出品した商品が全然人気が出ず売上が上がらない時なんて「自分は才能がない…もう一生作品売れないんじゃないか…」と絶望した気持ちになってしまいます。

こんな時は「考え方」が大事です。

考え方を変えるだけで物事の受け止め方が変わり、

物事の受け止め方が変わることで気分への影響が変わり、

気分への影響が変わると精神状態が変わり、

精神状態が変わると行動が変わり、

行動が変わると結果が変わります。

つまり良い考えを身に着けることは良い精神状態を保つことに繋がり、良い結果にもつながるのです。

事業の段階によってどういう考え方をするべきかが変わってくるので、段階を追って説明していきます。今日は事業開始段階の話をします。

事業開始当初の洗礼

事業を開始する前と開始直後は基本的にモチベーションは高めです。

「エロって儲かると聞くから期待大!」
「これから良い作品たくさん作って売るぞ!」
「いっぱい商品売れたらどうしよう…逆に困っちゃうかも!」

期待に胸を膨らませて新市場に参入します。しかしまだFC2などのプラットフォームに参戦したてということは商品数も少なく、制作効率もそこまでよくありません。この時期は苦労して作品を出品してもあまり注目されません。購入数も少ないため売上は少なく、投資した資金の回収の目途が立ちません。

数字を直視してしまうと普通の人は辛過ぎて耐えられません。あまりにも努力に対する結果が伴わないからです。大体の人は最初の数本をリリースした時点で「思ってたのと違う…全然儲からないじゃん…」と失望して去っていきます。

最強の考え方「ポジティブ」

ここで持つべき考え方は「無責任ポジティブ変換」です。収益性とか利益率とかCVRとかそういう細かいことは考えず、ただ目の前で起こった現象をポジティブなものとして無責任に喜ぶという考え方です。

一つでも商品が売れたら「やった!今日は一本商品が売れた!嬉しい!」

フォロワーが一人でも増えたら「よし!今日も俺のファンが一人増えた!ありがとう!」

作品が完成したら「また一つ最高傑作が完成した!カンペキ!」

とにかく数字の大小や質の良し悪しなどは考慮せず、目の前で起こったことをポジティブ変換して喜びましょう。

不思議なもので人はポジティブな言葉を使っていると自然と気持ちもポジティブになります。客観的に見るとネガティブに捉えてしまいそうなことでも、ポジティブ変換するとわりかしスッと受け入れることが出来ます。

なぜこういう考えをする方がいいかというと、導入期は「継続性」が命です。とにかく軌道に乗るまで作品を作り続け、リリースし続けなければなりません。歩みを止めたらその時点でゲームオーバーです。行動を続けるためにネガティブ感情は非常に邪魔です。これを取り去るために「ポジティブに物事を捉えよう」という考えが必要なのです。

僕自身事業開始当初は全然結果が伴いませんでした。フォロワー100人超えたのは作品投稿を開始してから2~3ヵ月経ってからだったし、一か月に5本新作をリリースしても全く売れないなんてこともありました。

それでも作品が一つでも売れれば嬉しいと思っていたし、ごくごくたまに購入者からメッセージが届いていたりすると心を込めて感謝の返信をしたりしていました。「一人でも購入者・支持者がいる限り作品を作り続けよう!」と思うことで事業を継続することが出来るのです。

気の持ちようと結果は相関する

しかし中にはこのように考える人もいるでしょう。

「そんなハードル低くしてしまったら大したことない結果で満足してしまって高い目標を達成できないんじゃないの?」

例えば「月に100万円分商品売りたい」と思っている人が1000円や2000円の売上で喜んでいたら低い結果でも満足してしまって到底100万円の売上なんて達成できないんじゃないか、と思いますよね。

ですが心配いりません。ポジティブな考え方を持って事業を続けていさえすれば結果が後から付いて来ます。一見スピリチュアルっぽい話に聞こえるのですが、これにはちゃんとした根拠があります。

『GRIT やり抜く力』という本において、「やり抜く力」を持つ人に共通する4つの特徴があると述べられています。それは、

1、興味…心の底から興味を持ち事業に臨んでいる
2、練習…昨日よりも上手になろうと思っている
3、目的…自分の事業の重要さを確信している
4、希望…必ず成果が出ると信じている

事業で成果を出すということは、その事業をやり抜くということに他なりません。人間は機械ではないので、気の持ちようを間違えると事業をやり抜くことが出来ず、成果を出すことが出来なくなってしまうのです。

同人AVで良い作品を作る、商品をたくさん売るための細かい戦法は多々ありますが、結局は事業を続け、よりよい作品を作るという姿勢を崩さず、自分の作品を一人でも多くの人に届け、そのことがユーザーにとっても自分にとっても良いことであると信じ続ける事こそが一番大事なのです。

結果を出す人はあきらめずに事業を継続出来る人です。事業の継続には上記4要素を持ち続けることが必要です。「無責任ポジティブ変換」をすることは、4要素を保つための必須条件なのです。

もし結果が出ずに挫けそうになっている人、自分の才能のなさを悔やんでいる人、「もう一生上手くいかないんじゃないか」と絶望している人、逆に「自分は趣味でやってるから結果なんか出なくてもいい」と成長を諦めてしまっている人。

今すぐその考えを改めて「無責任ポジティブ変換」して成長してみてはいかがでしょうか。


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