ゲーム翻訳に必要なPCのスペックは?PC知識ゼロでも自作できました!
ゲーム翻訳に必要なPCのスペック
フリーランスのゲーム翻訳者として稼働を始めるにあたり、奮発して新しいPCを購入しました。
翻訳の仕事をするために必要なPCのスペックについては、こちらのYoutube動画を参考にしました。
翻訳者のためのパソコン選び - YouTube
要するに、CPUはそれほど高性能でなくても問題ありませんが、CATツールなどたくさんのソフトを同時に動かすためにメモリーは大きめ(16GB以上)がよいとのことでした。
ただ、ゲーム翻訳は少し特殊で、翻訳だけでなくゲームもできるスペックが望ましいため、GPUも搭載したゲーム仕様のPCにしたほうがよいです。
まさかのPC自作に挑戦
ゲーミングPCを入手したい場合、BTOで購入するか、パーツを購入して自作することになります。
私はPCの自作経験はまったくなく、また正直PCに興味があるわけでもなかったため、何の知識もありませんでした。
当然、BTOで購入しようと思っていたところ、知人から「自作すればええやん」と言われ、絶対無理と答えると「できるできる!意外と簡単やで。誰でもできる」と言われ、その人も最近初めてPCを自作して何の問題もなかったとのことでした。
最近はPCを組み立てるYoutube動画がたくさんあるので、動画を参考に組み立てればいいと言われました。
うーん、そうは言ってもなぁ…
手先も不器用だし、自分にはできそうもないと思っていたのですが、PCの知識をつける良い機会だとも思いました。
翻訳者にとってPCは欠かせないツールなので、知識はなるべくたくさんつけておいたほうがいいと思いました。
PCは安い買い物ではありませんが、数年すればまた使えなくなるので(4年で減価償却しますし)、不具合があったときにパーツ交換などが自分でできるようになったらいいなぁ…と思い、結局自作に挑戦することにしました。
PCを購入した場所
私はPC専門店のドスパラに行きました。
店員さんにいろいろ教えてもらいたかったので、CPU、マザーボード、GPU、電源ユニット、メモリー、CPUクーラー、SSD、OS、PCケースそれぞれについて自分が求めるスペックや、購入を検討している商品をメモして表にまとめて持っていきました。
その表はこちらから見られます↓
ある程度知識をつけないと店員さんが言っていることも理解できないと思ったため、本屋さんでPC雑誌を買い、ネットでも調べながら表をまとめていきました。
こちらの雑誌には最新情報が載っており、組み立て方法やトラブルシューティングのやり方も解説されているのでかなり役立ちました。
しかし、PCマニア向けといった感じで初心者にはやや理解しづらく、また組み立ての際には雑誌ではなく購入した製品のマニュアルや動画を見たほうが初心者にはよいと思いました(詳しくは本記事内の「注意したほうがいいこと」で書きます)。
購入したパーツ一覧
私が実際に購入したパーツの情報です。
金額は税込みで18万円程度でした。
CPU:Intel Core i5
Intel Core i5 13500 BOX | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
マザーボード:ASRock Z790 PG Lightning
ASRock Z790 PG Lightning/D4 (Z790 1700 ATX) | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
GPU:GeForce RTX 3060
Palit NE63060019K9-190AD (GeForce RTX 3060 Dual 12GB) | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
電源ユニット:玄人志向 KRPW-GA750W/90+ (750W)
玄人志向 KRPW-GA750W/90+ (750W) | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
メモリー:32GB(CFD W4U3200CM-16GB×2枚)
CFD W4U3200CM-16GR (DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組) | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
CPUクーラー:DEEPCOOL AK500
DEEPCOOL AK500 R-AK500-BKNNMT-G | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
SSD:KIOXIA 1TB
KIOXIA SSD-CK1.0N3PG2/J (M.2 2280 1TB) | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
OS:Microsoft Windows 11 HOME パッケージ版
Microsoft Windows 11 HOME 日本語パッケージ版 (HAJ-00094) | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
PCケース:Thermaltake Versa H26 ATX 白
Thermaltake CA-1J5-00M6WN-01 (Versa H26 アクリルパネル ATX ホワイト) | パソコン通販のドスパラ【公式】 (dospara.co.jp)
合計176,130円(税込)
パーツは店員さんと相談して決めました。
こだわりポイントは、CPUのスペックを普通(やや低め)にし、GPUのスペックを比較的高くした点です。
PCケースは何でもよかったので、価格で選びました。この製品のカラーは白しか売っていなかったので白にしました(適当)。
ドスパラの店員さんは親身になって丁寧に相談に乗ってくれてよかったです。
GWだったので人が多く、忙しそうでした。
私はPC専門店に行くのが初めてであり、無知すぎて恥ずかしく、話しかけるときに緊張してしまいました。
ドスパラは組み立て代行サービスもやっており、もし組み立てに失敗したり挫折したりした場合は、1~2万円払えば組み立ててもらえます。
もし失敗したらドスパラにお願いしようと思って、組み立て作業を開始しました。
注意したほうがいいこと
私はPC雑誌を見ながら組み立て作業を進めていたのですが、その結果ちょっと失敗したのでおすすめしません。
雑誌に問題があるのではなく、この方法は初心者にとってレベルが高すぎると思いました。
PC組み立ての経験がないと、マニュアルと実際の些細な見た目の違いに混乱したり、雑誌に載っているような最新機能が実際に購入したPCに搭載されていなかったりと、自分のPCの知識不足のために分からなくなることが何回かありました。
初心者がPCを組み立てる際は、自分が購入した製品のマニュアルを見るか、分かりづらい場合は同一の製品で組み立て動画や解説記事を出している人がいないか探したほうがいいと思います。
私は知識ゼロからのスタートだったにもかかわらず、役立つ動画や記事のおかげで比較的順調に組み立てを進めることができました。
失敗した点は、GPU取り付けの際にマザーボードのツメが壊れてしまったことと、電源ユニットに挿すケーブルを間違えていたせいで最初の画面が映らなかったことです。
どちらも、雑誌を見ながら組み立てていたことが原因で、マニュアルを見ていれば失敗しなかったと思います。
(でも、製品に付属しているマニュアルは英語で書かれているし、シンプルすぎてとっつきづらいんですよね…)
PC自作を終えて
無事PCが完成したときは、達成感がすごかったです。
今も順調に動いていますが、やはり愛着を感じます。
いろいろなトラブルを経て、不安や焦りと闘いながらもPCを一台完成させたことで、またひとつレベルアップできたと感じました。
トラブルに対処する過程で、否応なくたくさん調べることになり知識がつきました。
PC組み立て動画の中の人が「知識はトラブルを通して身につく」と言っていましたが、本当にその通りでした。
これからもいろいろなことを体験し、翻訳者として成長していきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考になれば幸いです♪
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