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「腸活」の前に①~咀嚼がもたらす効果~

「腸活」という言葉が流行っていますが….

 「腸活」という言葉が使われた情報を多く見かける昨今。何を食べるか、どう食べるか、どんな栄養素が必要か、サプリが良いのか。様々な情報が溢れていて、何が正しいのか分からないとう相談をよく受けます。確かに何を摂取するか、とても重要だと思いますが、その前にもっと大事な事があると考えています。それが咀嚼です。

「よく噛んで食べなさい」と言われませんでしたか?

 消化器官の始まりは口(口腔)です。口腔の役割は、歯を使った咀嚼ですね。そして咀嚼とは「食べ物を歯で噛み切り細かくすること」を意味します。結果、細かくすることで、食べ物を飲み込みやすくし、消化しやすい状態にしています。
 この咀嚼が不足するとどうでしょうか?当然ですが、内臓に負担がかかり、栄養も取り込みにくくなりますよね。

 また、噛まないと唾液が出ません。唾液の中には【アミラナーゼ】という消化酵素が含まれています。ゆっくり咀嚼し、食べ物と消化酵素が混ざる子事で、飲み込んだ時にはすでにある程度消化された状態になります。飲み込むように食べてしまうと、消化酵素がないままに内臓に入ってしまうので、やはり内臓の負担になってしまいます。

「何を食べるか」の前に「どう食べるか」も大切に

  ただし、噛む回数を唱えながら食べることはおすすめしません。なにより、せっかくの食事が楽しくなくなりますよね。良く味わって、美味しく感じ、リラックスすることで副交感神経を優位にしないと、消化吸収は良くなりません。

 次の投稿では「じゃあどうしたら良い??」という事で、私が実践している食べ方をご紹介します。


チネイザン専門サロン調和
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