マルトリートメントが子どもの脳に与える影響

みなさん「マルトリートメント」ってご存じですか？

マルトリートメントとは

日本語では「不適切な養育」と訳され、暴言や暴力など明らかな虐待や育児放棄だけでなく、子育てに真剣になるあまりにしてしまう度の過ぎた行為も含む言葉です。

私も最近知ったばかりですが、「マルトリートメント」が発達段階にある子どもの脳に大きなストレスを与え、実際に変形させていることが明らかになったと聞いて、自分の叱り方を見直すきっかけになりました。

自分には無縁だと思っていたけど…

私は虐待などはしたことがなく、したいと感じたこともないため無縁であると思っていたのですが、そこまでいかないまでも毎日のようにイライラし、子どもに怒ってばかりいることに悩んでいます。

「マルトリートメント」は、そう言った親が発する怒りの言葉も含んでいます。

自分の感情をコントロールすることができず、つい「いい加減にして！」などと発してしまうことがありますが、それがもし子供の脳を変形させ、将来こころの病気やDV行為、アルコールや薬物依存などの形で現れてしまったら…

と考えると少しぞっとしました。

目線を変えてみる

子育てをしていると、思い通りにならない「子供」の方につい目が行きがちですが、感情のコントロールができない「親」の方にも問題があることもあります。

まずは「自分がイライラしている」ことを自覚し、将来的な子供への影響も考えながら子育てに向き合っていきたいと思いました。

まずは気づけて良かった。

明日からは一時の感情で爆発してしまわないよう、周りの人の協力や本の力も得ながら自分自身や子供と向き合っていきたいと思います。